咲-Saki-阿知賀編 episode of side-A 第9局「最強」 感想

9話は準決先鋒戦の前半戦と、怜の回想シーン中心でした。いよいよ照の能力も判明して、どんどん面白くなっていってます。

 

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麻雀のスタート時はサイコロで決めた場所から各自順番に4つずつ取っていき、その後1つ取って初期手牌とします(13枚)。しかし各自手牌が揃ったあと最初にツモるのは親なので、親はその分とを合わせて2枚一緒に取るのが普通です。

といっても画像のように離れた位置にある2枚を取るので一度に取るのは結構難しい。麻雀に慣れた照ならではという感じですね。

 

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親・照の配牌と第一打。いきなりドラ(七筒)そばの八筒を切ります。

あまりいい配牌とはいえないので白發中東の役牌どれかが重なったら積極的に鳴いて、安手で連荘という感じでしょうか。

 

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南家花田煌の配牌と第一打。これはオタ風の西切りでいいと思うのですが……。

 

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東一局は怜の5巡目リーチ一発ツモ北の満貫。一巡先が分かるとはいえ手の進みのいいちょっとラッキーなツモですね。

 

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東一局が終わると突然発動する謎の鏡。清澄編25話のエンドロールにもありました。

小鍛治プロのいう照魔鏡とはコトバンクによると「悪魔の本性を照らし出すという鏡。転じて、社会や人物の隠れた本体を写し出すもの。」だそうです。照という名前もこれから来ているのでしょうか。

久や衣のセリフなどから、原作者の小林立先生は結構な古典通なんではないかと。

 

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ちょっと小さくて見難いですが、玄の八索を平和のみの1000点でロン和了り。ここから照の独壇場が始まります。

 

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玄の回想へ。時間軸的には外の葉っぱが緑色・灼がネクタイを占めていない・憧が「阿太峯の部室~」と言っているあたりから、部結成の9月から赤土の来る前の秋ごろじゃないでしょうか。

上履きを見てみると穏乃だけ青色。多分宥・玄・灼は高校生なので赤の上履き、憧は別高校だから赤で、穏乃だけ阿知賀中学の青ということではないでしょうか。

 

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WEEKLY麻雀TODAYは一期に出てきた西田さんの所属でもあります。

表紙に描かれている「最強学生特集」には時期的にもインターミドル優勝者の和が中学生の部で出てる可能性が高そうですね。

そして「最強プロ」という言葉とともに三尋木プロが表紙に出ているということは、すこやんが現役をほぼ退いている今では彼女がプロ最強……ということでしょうか。

 

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照(営業スマイル)とその能力の紹介。

ページに書かれている牌譜では西東京大会個人戦決勝(勝ち抜き制なんでしょうか)で東一から連続和了、東三局6本場の親番でトビ終了、他家全員を焼き鳥にして勝っています。対戦経験があると照魔鏡を速攻で発動できるのでしょうか。

 

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怜のリーチ。未来視通り一発ツモならリーチ一発ツモで三飜30符の3900点。

 

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ここで照が三筒を切り、安牌のない煌が合わせ打ち。しかし照がすぐさまそれをポン……。

自分の捨て牌をチー・ポンする(=鳴かなければフリテン)こと自体珍しいのに、捨てた牌をすぐ鳴き返すというのはまさに能力麻雀という感じ。

 

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煌に安牌を出させつつ鳴いて怜の和了牌をズラし、さらにその怜に振り込ませる。完全に場を支配していますね、この流れはホントしびれる。

怜は相手が鳴くかどうかまでは予見できないようです。

 

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東四局はまたも照の和了。一筒ツモでツモ純全帯么九の三飜30符の1000-2000。

 

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いつの間にかジュースがなくなっています。書き忘れ?

穏乃は計算ができないは一話の憧のセリフでしたが、簡単な数えすらとは……。といっても二回戦ではギリギリの逆転を見せてくれたので麻雀してるときは別なんでしょうか。

 

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照の親番で迎えた南一局。花田煌の七索をロンして7700ですが、手牌が分からないので役も不明。面前ロン和了なのは分かっているので二飜80符か三飜40符ですね。

そしていよいよ動き出す照の右腕。

 

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照の連荘を止めるため未来視を駆使する怜。しかし照の後に玄→煌の順に動いているのでツモり順序からするとちょっとおかしいような。

さらに一巡後に和了る照の和了牌まで分かってしまうとは、照に隠れていますがかなりのチート能力。一巡先を読んでいる限り絶対に振り込まなさそうですね。

 

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ツモをズラスために煌の捨てた西をポンするも結局六索(本来なら玄のツモ)で和了る照。中・三暗刻の一本場で親満8100オール。

 

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実は西ポンではなく玄の八萬をチーだったら照のツモは怜がツモるはずだった五筒なので和了ることはできませんでした。しかし出来面子(七萬八萬九萬)からのチーはかなり勇気がいるので難しいか……ここが三筒を捨てて三筒をポンした照との違いでしょうか。

 

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分かっていても鳴けなければズラせない。

そしてこのコークスクリューツモ。咲-saki-の中でも屈指の過激演出ですね。動作とかの麻雀とは関係ない余分な情報は未来視でも見れないのでしょうか。

この雀卓の角をつかむのも、コークスクリューも前述の清澄編25話エンドロールで出ています。

 

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逆光演出のこのシーンはEDと同じ場所でしょうか。

 

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照は春季大会では大将だったので先鋒の怜とは当たったことがないんですね(千里山のオーダーがそのままだとしたら)。

しかし対戦経験があると東一局から照魔鏡発動なので難しいところ……。

それにしてもこの場面のセーラ、男前すぎる。

 

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Bパート冒頭はOP前にちらっと出た怜の回想シーン。阿知賀編は本当に夕焼けのシーンが多いですね。

 

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今回のセーラは全体的に男前すぎる。バスガデルデーから完全にネタキャラ扱いでしたが、こんなにもいい子だったとは……。

 

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能力の告白に合わせて吹く風。こういう転換の場面で風を吹かすのは5話の冒頭にもありましたね。今回は竜華と怜の立場が逆になっています。

 

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再びの回想はまた夕方。時間的には「永久に三軍~」という話をしているので怜が能力に目覚める前でしょうか。

竜華の役はタンヤオ平和ドラ1赤2の満貫。「逆転されてもうた」というからにおそらく怜はトップでドラ切り(四索)リーチしたと思われますが、確かに和了れば勝ちの状況なら「デジタル的にはダマ」なのではないかと。

 

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「麻雀って楽しいよね」が咲-saki-におけるテーマのようなものなので、ここでの怜の回想とセリフは結構重要な気がします。なおさら主人公っぽさが……。

 

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煌の露骨な鳴きと怜の一巡先を見る能力のおかげで照の連荘を阻止。タンヤオのみ、1900点。

清澄編でもカンで手が進む咲とかじゅの一点読みで衣の親番を流す場面がありました。

 

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煌以外の新道寺女子の選手がしゃべるのは初めて。左が鶴田姫子、右が白水哩です。

 

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照の親番が流れて南二局。親・煌は四巡目で両面多く喰いタンの速攻あるいはタンピン三色の高い手も狙える好形。

 

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それから2巡。照は既にニ五索待ちの聴牌。それを怜が一巡先を読んで察知し八萬切りに変更。連続和了は止まるとまた低い点数からという説明も。

 

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八萬を花田煌がポン。あの手で八萬ポン・・・?

切った五索は照の当たり牌。タンヤオ一盃口の40符二飜2600点。怜の二索切りなら一盃口はつきませんでした。またも読みの上をいっています。

 

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今回は先鋒戦からちゃんと見学している初瀬。憧の家に普通に上がらせてもらっているということは中学時代かなり仲よかったんでしょうね。そりゃ違う学校に行ったことをいきなり知らされたら驚く……。

1巻BD特典のブックレットで子どもたちの名前が分かったので書いておくと、ピンクの服の子が桐田凛(小6)、画面近くで見てる青っぽい服の子が山谷ひな(小5)、その後ろの短パンの子が志崎綾(中1)です。ギバード桜子は小学六年生、声優は新道寺女子の鶴田姫子と同じ大亀あすかさんです。

 

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EDのあとはCパート。清澄が止まっているホテルは個人戦出場の風越女子と同じホテルなので、8話で蒲原がキャプテンを車で迎えに行ったときに一瞬移ったホテルと今回のホテルは同じ場所です。和はおやすみ中。

 

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次回予告は符計算ネタ。超頭脳の憧には楽勝なものの、玄はいつも満貫以上の高い手を張る関係上お手上げ。麻雀教室で子どもたちが和了ったときはどうしてたんだろう……。

提供画面は玄の回想シーンでの雑誌をめくるシーンの改変。煌がちゃっかりいいとこを持っていく。

そしてエンドカードは今回一番株を上げたと思われるセーラ。先鋒戦が長いですがセーラの中堅戦での活躍は見られるのでしょうか。