咲-Saki-阿知賀編 episode of side-A 第8局「修行」 感想

1週間お休みしてからの8話です。音MAD作ってたら書くの遅れました。

 

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ワハハカーは咲-saki-7巻での合宿や咲日和などでお馴染み。アニメ版でもDVD特典のピクチャードラマで登場しています。

 

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蒲原のばーちゃん家。咲-saki-8巻で「門仲のばーちゃん」と言ってるので場所は門前仲町でしょうか。

 

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ゆみの言う「地区大会決勝の区間一位が2人」はモモとかおりんですね。どちらも参考になる打ち方とはあまり……。

それにしてもこの絵、左半分を空けるかなり大胆な構図です。

 

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阿知賀のメンバーは何故個人戦に出ないの?って2話でツッコミを入れてしまいましたが、この8話での練習に対する伏線だったんですね。これは失礼。

 

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玄の七索切りをカンチャンで打ち取るゆみ。八索切りなら二五六索待ちの三面張を、あえて七索待ちに変えています。

自分の頭ではちょっとよく分からなかったのでこの部分を麻雀専門家のりーふさんに伺ったんですが、待ちの比較で考えれば三面張よりカンチャン待ちのほうが良いとのこと。つまりニ五六索の三面張は二索がドラなので全て玄に、五索は3枚自分が持っていて残り1枚の赤五索もドラなので玄に、六索も自分で2枚河に1枚、さらに玄が赤五索を握るなら残り1枚の六索も使われる可能性が高い。そう考えると三面張のニ五六索待ちより残ってる七索待ちのほうが和了りやすいという判断ですね。

 

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池田のリーチ。前作18話に非常に似たカットがありますがそれを意識しているのでしょうか。

 

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ステルス状態になったモモに穏乃が放銃。長野決勝副将戦では南三局でまだ深掘・透華ともにモモのリーチに気づいているので、南ニ局でステルスに気づかない穏乃と灼はそれ以下ということでしょうか。

ただステルスなくても1枚切れの西待ち七対子には振り込んでしまう気がする……。

 

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憧の親番。三筒切りで五八索待ちのタンヤオ平和イーペーコー赤1で四飜、リーチをかけてツモれば六飜で跳満、八萬四筒五筒六筒のどれかが裏のればさらに八飜で親倍24000点ですね。鳴き麻雀の憧にしては珍しい大物手。

 

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キャプテンも八索切りなら三六索待ちのタンヤオ平和三色赤3、高目でイーペーコーがつけば八飜倍満の聴牌ですが、八索は憧の当たり牌。

ここで右目を開眼して憧の待ちを五八索子と読み切り赤五萬(憧の現物)を切って回し打ち。

何故五八索と断定できたのかはなんとも言いがたいのですが……捨て牌の割合的に索子待ち&早い順目で九索を切っているので五八索待ちという感じでしょうか。

それにしてもキャプテンの右目は異能なのか判断が難しい……河や卓の状況から判断しているだけなので咲たちのような特殊能力とはまた別な気がします。

 

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五萬三萬の現物切りから四萬切って四七索待ちの追っかけリーチ。キャプテンが憧の待ちを止めているので河と合わせて和了牌は2枚。一方キャプテンは5枚(うち1枚は憧の手牌)なので確かに和了れる可能性はキャプテンのほうが高いです。ただ相手が親であることを考えるとちょっとリスクが高すぎて自分なら勝負できない……。

結果はキャプテンの和了、リーチ一発ツモ平和一盃口赤2で七飜の跳満12000点です。

その後のキャプテンの笑顔に憧が顔を赤らめるシーン、いつも強気な憧には珍しい。

ちなみに私も混ぜてください!ってみんな言ってますがこれまだ南一局です。

 

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今度は池田の和了。リーチ一発ツモタンヤオ一盃口ドラ3、親倍24000。前も書きましたが役名を言ってくれるのは阿知賀編では珍しい。

玄や宥が役を言うのは年下の子どもたちに対する説明を兼ねているのかなと思ったのですが、池田の場合はずうずうしさによるドヤですかね。

しかしこんなに池田強かったのか……。

 

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宥姉の三索に対するゆみの和了。面前混一色白一通赤1の7飜12000点。宥姉のあったかくない牌を切る傾向からすれば三索は狙いやすい牌ですね(河に見える捨て牌も実際あったかくない牌ばかり)。

 

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灼からキャプテンの和了タンヤオ三色平和赤3の7飜12000点。

ボーリング打法は前も書いた通りイマイチわかっていないのですが、キャプテンはもう読みきっているのでしょうか。

 

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てっきり翌日まるごと練習するのかと思ったらあっさり帰ってくるんですね。

咲-saki-9巻の二回戦では龍門渕しか出てないので、鶴賀と風越は一緒に練習するのかと思いました。

 

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翌日は雨。湖面に鳥のシーンは4話にもありました。あの頃は二回戦開始前の晴れやかな空でしたが、今は二回戦終了後のどんよりとした雨模様。

同日に行われている咲-saki-8~9巻の二回戦でも雨のシーンが多く描写されています。

 

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3話でちらっと登場していた荒川憩がナース姿で登場。何故ナースかは不明……。声優の三宅麻理恵さんは大阪出身ということでちょっと上品ですが綺麗な関西弁です。

さらに他の地域の個人戦通過者の顔ぶれも。こんな姿で歩いてたら捕まりそう。

 

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同時間帯に行われている二回戦第3試合先鋒戦。咲-saki-8巻のあたりですね。ここらへんは原作ファン向けサービスという感じでしょうか。

ナレーションは野中藍さんボイス、つまり福与恒子っぽいのですが、本来こーこちゃんとすこやんは同じ時間に行われている第4試合の実況解説を担当しているはずなのでちょっと違和感があります。

 

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憩たちとの練習が終わると雨もあがっています。阿知賀のレベルアップと心境を天候を使って演出しているわけですが、咲-saki-本編ともリンクしてるあたり周到ですね。

 

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奥に見える青と黄色のホーム表示はおそらく京浜東北線と総武・中央線各駅停車、そして緑の山手線が停車する駅となると秋葉原駅しかないんですが、記憶の限りこんな改札口はなかったと思います。となると別の駅なんですが……調べても分かりませんでした。

 

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 憧の思わせぶりシーンは毎回ありますね。

 

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この高さから熊倉さんの姿を見つけられるのも穏乃の野生児視力あってこそでしょうか。

 

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このシーンは作画も演技も気合入ってますね。

麻雀教室をやめたときと絡めて「二回はちょっと、辛いっていうか…」というセリフにはぐっとくるものがあります。

 

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今日は宮守女子の試合でもあったわけですが、この目とセリフからすると……。

 

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前回の越谷女子宇津木玉子のシーンにもありましたが、今回は背景をらくがき調にするのが多いですね。

 

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今回は穏乃のシーンに熱のこもった作画が多くて主人公してます。

県民未踏のベスト4……ってことは晩成は名門校のくせに決勝行ったことなかったんですか。

 

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準決勝の解説はこの二人。咲-saki-本編……というより咲日和でおなじみですかね。

藤田プロも三尋木プロも振り回し系だったので振り回され系の小鍛治プロは新鮮。というよりこーこちゃんが特異なキャラなのか。

 

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久しぶりの足演出。考えられるのは穏乃以外ですが、並び的に灼の足でしょうか。

 

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OP・シリアスEDに顔を出しつつ実態は謎だった福岡県代表新道寺女子の初お目見え。

北九州最強とのことですが、南九州にはシード校の鹿児島永水女子がいます。

 

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二回戦ではいつも通りの学ランだったセーラが今回はセーラー服。写真・映像を撮られる場所では制服強制ということでしょうか。

「昨年のインターハイでは4位でしたが、春の大会の成績から、全国ランキング2位!」というセリフから、夏のインハイ後にスタメン入りしたエース怜の活躍が伺えます。

 

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すっかり定番となった「アラサーだよ!」ネタ。このセリフ自体は咲日和が発祥です。

一方今回おやすみの三尋木プロと針生アナ。Bブロックの準決勝はこの2人だといいですね。

 

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何かと赤土を気にする灼。全国ランキング1位2位が当たる好カードというセリフから、二回戦夜に言われた赤土のセリフを思い出したのでしょうか。

 

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 いよいよ登場の最強高校生宮永照。妹の咲も文学少女でしたし、読書は姉妹共通の趣味なんでしょうか。

 ブックカバーは紀伊国屋書店のものがモデルかと思われます。

 

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そしてこちらもいよいよ登場のすばら高校生花田煌。個性バリバリのキャラクターに新井里美さんの個性バリバリな声がハマってます、すばら!

 

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一番左にいる白糸台の渋谷尭深はいつもお茶を持ちながら打つ選手。控室で飲むのもお茶。

一方あったかいもの好きの宥姉ですがその手前にはジュースが。二回戦のときはお茶だったんですが……玄を送り出すときに席を移動したのでそのままということでしょうかね。

 

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次回予告の元ネタは分かりませんでした。9話の照に関連してるのは確かなんですが。

 

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エンドカードは荒川憩ちゃん。また出てな。