咲-Saki-阿知賀編 episode of side-A 第9局「最強」 感想
9話は準決先鋒戦の前半戦と、怜の回想シーン中心でした。いよいよ照の能力も判明して、どんどん面白くなっていってます。
麻雀のスタート時はサイコロで決めた場所から各自順番に4つずつ取っていき、その後1つ取って初期手牌とします(13枚)。しかし各自手牌が揃ったあと最初にツモるのは親なので、親はその分とを合わせて2枚一緒に取るのが普通です。
といっても画像のように離れた位置にある2枚を取るので一度に取るのは結構難しい。麻雀に慣れた照ならではという感じですね。
親・照の配牌と第一打。いきなりドラ(七筒)そばの八筒を切ります。
あまりいい配牌とはいえないので白發中東の役牌どれかが重なったら積極的に鳴いて、安手で連荘という感じでしょうか。
南家花田煌の配牌と第一打。これはオタ風の西切りでいいと思うのですが……。
東一局は怜の5巡目リーチ一発ツモ北の満貫。一巡先が分かるとはいえ手の進みのいいちょっとラッキーなツモですね。
東一局が終わると突然発動する謎の鏡。清澄編25話のエンドロールにもありました。
小鍛治プロのいう照魔鏡とはコトバンクによると「悪魔の本性を照らし出すという鏡。転じて、社会や人物の隠れた本体を写し出すもの。」だそうです。照という名前もこれから来ているのでしょうか。
久や衣のセリフなどから、原作者の小林立先生は結構な古典通なんではないかと。
ちょっと小さくて見難いですが、玄の八索を平和のみの1000点でロン和了り。ここから照の独壇場が始まります。
玄の回想へ。時間軸的には外の葉っぱが緑色・灼がネクタイを占めていない・憧が「阿太峯の部室~」と言っているあたりから、部結成の9月から赤土の来る前の秋ごろじゃないでしょうか。
上履きを見てみると穏乃だけ青色。多分宥・玄・灼は高校生なので赤の上履き、憧は別高校だから赤で、穏乃だけ阿知賀中学の青ということではないでしょうか。
WEEKLY麻雀TODAYは一期に出てきた西田さんの所属でもあります。
表紙に描かれている「最強学生特集」には時期的にもインターミドル優勝者の和が中学生の部で出てる可能性が高そうですね。
そして「最強プロ」という言葉とともに三尋木プロが表紙に出ているということは、すこやんが現役をほぼ退いている今では彼女がプロ最強……ということでしょうか。
照(営業スマイル)とその能力の紹介。
ページに書かれている牌譜では西東京大会個人戦決勝(勝ち抜き制なんでしょうか)で東一から連続和了、東三局6本場の親番でトビ終了、他家全員を焼き鳥にして勝っています。対戦経験があると照魔鏡を速攻で発動できるのでしょうか。
怜のリーチ。未来視通り一発ツモならリーチ一発ツモで三飜30符の3900点。
ここで照が三筒を切り、安牌のない煌が合わせ打ち。しかし照がすぐさまそれをポン……。
自分の捨て牌をチー・ポンする(=鳴かなければフリテン)こと自体珍しいのに、捨てた牌をすぐ鳴き返すというのはまさに能力麻雀という感じ。
煌に安牌を出させつつ鳴いて怜の和了牌をズラし、さらにその怜に振り込ませる。完全に場を支配していますね、この流れはホントしびれる。
怜は相手が鳴くかどうかまでは予見できないようです。
東四局はまたも照の和了。一筒ツモでツモ純全帯么九の三飜30符の1000-2000。
いつの間にかジュースがなくなっています。書き忘れ?
穏乃は計算ができないは一話の憧のセリフでしたが、簡単な数えすらとは……。といっても二回戦ではギリギリの逆転を見せてくれたので麻雀してるときは別なんでしょうか。
照の親番で迎えた南一局。花田煌の七索をロンして7700ですが、手牌が分からないので役も不明。面前ロン和了なのは分かっているので二飜80符か三飜40符ですね。
そしていよいよ動き出す照の右腕。
照の連荘を止めるため未来視を駆使する怜。しかし照の後に玄→煌の順に動いているのでツモり順序からするとちょっとおかしいような。
さらに一巡後に和了る照の和了牌まで分かってしまうとは、照に隠れていますがかなりのチート能力。一巡先を読んでいる限り絶対に振り込まなさそうですね。
ツモをズラスために煌の捨てた西をポンするも結局六索(本来なら玄のツモ)で和了る照。中・三暗刻の一本場で親満8100オール。
実は西ポンではなく玄の八萬をチーだったら照のツモは怜がツモるはずだった五筒なので和了ることはできませんでした。しかし出来面子(七萬八萬九萬)からのチーはかなり勇気がいるので難しいか……ここが三筒を捨てて三筒をポンした照との違いでしょうか。
分かっていても鳴けなければズラせない。
そしてこのコークスクリューツモ。咲-saki-の中でも屈指の過激演出ですね。動作とかの麻雀とは関係ない余分な情報は未来視でも見れないのでしょうか。
この雀卓の角をつかむのも、コークスクリューも前述の清澄編25話エンドロールで出ています。
逆光演出のこのシーンはEDと同じ場所でしょうか。
照は春季大会では大将だったので先鋒の怜とは当たったことがないんですね(千里山のオーダーがそのままだとしたら)。
しかし対戦経験があると東一局から照魔鏡発動なので難しいところ……。
それにしてもこの場面のセーラ、男前すぎる。
Bパート冒頭はOP前にちらっと出た怜の回想シーン。阿知賀編は本当に夕焼けのシーンが多いですね。
今回のセーラは全体的に男前すぎる。バスガデルデーから完全にネタキャラ扱いでしたが、こんなにもいい子だったとは……。
能力の告白に合わせて吹く風。こういう転換の場面で風を吹かすのは5話の冒頭にもありましたね。今回は竜華と怜の立場が逆になっています。
再びの回想はまた夕方。時間的には「永久に三軍~」という話をしているので怜が能力に目覚める前でしょうか。
竜華の役はタンヤオ平和ドラ1赤2の満貫。「逆転されてもうた」というからにおそらく怜はトップでドラ切り(四索)リーチしたと思われますが、確かに和了れば勝ちの状況なら「デジタル的にはダマ」なのではないかと。
「麻雀って楽しいよね」が咲-saki-におけるテーマのようなものなので、ここでの怜の回想とセリフは結構重要な気がします。なおさら主人公っぽさが……。
煌の露骨な鳴きと怜の一巡先を見る能力のおかげで照の連荘を阻止。タンヤオのみ、1900点。
清澄編でもカンで手が進む咲とかじゅの一点読みで衣の親番を流す場面がありました。
煌以外の新道寺女子の選手がしゃべるのは初めて。左が鶴田姫子、右が白水哩です。
照の親番が流れて南二局。親・煌は四巡目で両面多く喰いタンの速攻あるいはタンピン三色の高い手も狙える好形。
それから2巡。照は既にニ五索待ちの聴牌。それを怜が一巡先を読んで察知し八萬切りに変更。連続和了は止まるとまた低い点数からという説明も。
八萬を花田煌がポン。あの手で八萬ポン・・・?
切った五索は照の当たり牌。タンヤオ一盃口の40符二飜2600点。怜の二索切りなら一盃口はつきませんでした。またも読みの上をいっています。
今回は先鋒戦からちゃんと見学している初瀬。憧の家に普通に上がらせてもらっているということは中学時代かなり仲よかったんでしょうね。そりゃ違う学校に行ったことをいきなり知らされたら驚く……。
1巻BD特典のブックレットで子どもたちの名前が分かったので書いておくと、ピンクの服の子が桐田凛(小6)、画面近くで見てる青っぽい服の子が山谷ひな(小5)、その後ろの短パンの子が志崎綾(中1)です。ギバード桜子は小学六年生、声優は新道寺女子の鶴田姫子と同じ大亀あすかさんです。
EDのあとはCパート。清澄が止まっているホテルは個人戦出場の風越女子と同じホテルなので、8話で蒲原がキャプテンを車で迎えに行ったときに一瞬移ったホテルと今回のホテルは同じ場所です。和はおやすみ中。
次回予告は符計算ネタ。超頭脳の憧には楽勝なものの、玄はいつも満貫以上の高い手を張る関係上お手上げ。麻雀教室で子どもたちが和了ったときはどうしてたんだろう……。
提供画面は玄の回想シーンでの雑誌をめくるシーンの改変。煌がちゃっかりいいとこを持っていく。
そしてエンドカードは今回一番株を上げたと思われるセーラ。先鋒戦が長いですがセーラの中堅戦での活躍は見られるのでしょうか。
○○かわいいシリーズのパーティクルをAEで再現する
荒川憩はあらかわいいで使ったエクスプレッションについて。
基本的にはかれをばなさんのを参考にしてます。
飛ばすのは画像でもいいのですが自分はテキストにしました。使用フォントはたぬき油性マジック、72ptです。
まずは動かすためにアンカーポイント。位置じゃない理由は後述します。
t = timeToFrames(time - inPoint);
a = Math.floor(t/12.5);
seedRandom(index+a,true);
rand1 = random(100,150);
v = t - a * 12.5;
y = rand1 * Math.log (v + 1);
[0,y,0];
BPMが144で30fpsだと1小節50フレーム、一拍は12.5フレームになるので、時間tを12.5で割ったのを切り上げれば(変数a)繰り返し回数が分かります。
ここで作ったaを用いて、seedRandomの値にindex+aを入れれば一拍ごとに違う乱数が生成されます。
さらにv に t - a * 12.5を代入すれば拍ごとにループすることができるように。
あとはrand1の乱数で飛ぶ距離をぶれさせつつlog関数的な移動をさせてあげればOK。
次は回転。かれをばなさん的な三角関数を使う方法はどうも自分の頭では理解できなかったので、アンカーポイントで移動させて回転方向をバラけさせれば似たようなことできるでしょという適当な考え。
角度制御に
t = timeToFrames(time - inPoint);
a = Math.floor(t/12.5);
seedRandom(index+a,true);
random(-180,180);
さっきと同じようにループ機能つき。あとはこれをX回転・Y回転・Z回転で参照してあげれば終わり。ちなみにせっかくなのでテキストの回転もこれを参照してます。同じ乱数使ってるからちょっとランダムっぽさがないかも。
そしてソーステキスト。
t = timeToFrames(time - inPoint);
a = Math.floor(t/12.5);
seedRandom(index+a,true);
moyou = random();
if(moyou >= 0.75){text.sourceText = "○";}
else if(moyou >= 0.5){text.sourceText = "△";}
else if(moyou >= 0.25){text.sourceText = "□";}
else{text.sourceText = "☆";}
乱数使って○・△・□・☆がそれぞれ25%ずつの確率で表示されるように。
このままだと登場位置が同じになるので位置に乱数を使ってちょっとずらします。
t = timeToFrames(time - inPoint);
a = Math.floor(t/12.5);
seedRandom(index+a,true);
rand1 = 640 + random(-36,36);
rand2 = 360 + random(-36,36);
rand3 = random(-36,36);
[rand1,rand2,rand3];
最後に不透明度。
t = timeToFrames(time - inPoint);
a = Math.floor(t/12.5);
v = t - a*12.5;
100 - 0.6*v * v;
二次関数的に値が変わるようにしました。これには乱数使ってないです。
あとはこのテキストレイヤーを飛ばしたい個数の数だけ複製しましょう。私は確か12個くらいにしたんですが、もっと多いほうが賑やかかも。
咲-Saki-阿知賀編 episode of side-A 第8局「修行」 感想
1週間お休みしてからの8話です。音MAD作ってたら書くの遅れました。
ワハハカーは咲-saki-7巻での合宿や咲日和などでお馴染み。アニメ版でもDVD特典のピクチャードラマで登場しています。
蒲原のばーちゃん家。咲-saki-8巻で「門仲のばーちゃん」と言ってるので場所は門前仲町でしょうか。
ゆみの言う「地区大会決勝の区間一位が2人」はモモとかおりんですね。どちらも参考になる打ち方とはあまり……。
それにしてもこの絵、左半分を空けるかなり大胆な構図です。
阿知賀のメンバーは何故個人戦に出ないの?って2話でツッコミを入れてしまいましたが、この8話での練習に対する伏線だったんですね。これは失礼。
玄の七索切りをカンチャンで打ち取るゆみ。八索切りなら二五六索待ちの三面張を、あえて七索待ちに変えています。
自分の頭ではちょっとよく分からなかったのでこの部分を麻雀専門家のりーふさんに伺ったんですが、待ちの比較で考えれば三面張よりカンチャン待ちのほうが良いとのこと。つまりニ五六索の三面張は二索がドラなので全て玄に、五索は3枚自分が持っていて残り1枚の赤五索もドラなので玄に、六索も自分で2枚河に1枚、さらに玄が赤五索を握るなら残り1枚の六索も使われる可能性が高い。そう考えると三面張のニ五六索待ちより残ってる七索待ちのほうが和了りやすいという判断ですね。
池田のリーチ。前作18話に非常に似たカットがありますがそれを意識しているのでしょうか。
ステルス状態になったモモに穏乃が放銃。長野決勝副将戦では南三局でまだ深掘・透華ともにモモのリーチに気づいているので、南ニ局でステルスに気づかない穏乃と灼はそれ以下ということでしょうか。
ただステルスなくても1枚切れの西待ち七対子には振り込んでしまう気がする……。
憧の親番。三筒切りで五八索待ちのタンヤオ平和イーペーコー赤1で四飜、リーチをかけてツモれば六飜で跳満、八萬四筒五筒六筒のどれかが裏のればさらに八飜で親倍24000点ですね。鳴き麻雀の憧にしては珍しい大物手。
キャプテンも八索切りなら三六索待ちのタンヤオ平和三色赤3、高目でイーペーコーがつけば八飜倍満の聴牌ですが、八索は憧の当たり牌。
ここで右目を開眼して憧の待ちを五八索子と読み切り赤五萬(憧の現物)を切って回し打ち。
何故五八索と断定できたのかはなんとも言いがたいのですが……捨て牌の割合的に索子待ち&早い順目で九索を切っているので五八索待ちという感じでしょうか。
それにしてもキャプテンの右目は異能なのか判断が難しい……河や卓の状況から判断しているだけなので咲たちのような特殊能力とはまた別な気がします。
五萬三萬の現物切りから四萬切って四七索待ちの追っかけリーチ。キャプテンが憧の待ちを止めているので河と合わせて和了牌は2枚。一方キャプテンは5枚(うち1枚は憧の手牌)なので確かに和了れる可能性はキャプテンのほうが高いです。ただ相手が親であることを考えるとちょっとリスクが高すぎて自分なら勝負できない……。
結果はキャプテンの和了、リーチ一発ツモ平和一盃口赤2で七飜の跳満12000点です。
その後のキャプテンの笑顔に憧が顔を赤らめるシーン、いつも強気な憧には珍しい。
ちなみに私も混ぜてください!ってみんな言ってますがこれまだ南一局です。
今度は池田の和了。リーチ一発ツモタンヤオ一盃口ドラ3、親倍24000。前も書きましたが役名を言ってくれるのは阿知賀編では珍しい。
玄や宥が役を言うのは年下の子どもたちに対する説明を兼ねているのかなと思ったのですが、池田の場合はずうずうしさによるドヤですかね。
しかしこんなに池田強かったのか……。
宥姉の三索に対するゆみの和了。面前混一色白一通赤1の7飜12000点。宥姉のあったかくない牌を切る傾向からすれば三索は狙いやすい牌ですね(河に見える捨て牌も実際あったかくない牌ばかり)。
灼からキャプテンの和了。タンヤオ三色平和赤3の7飜12000点。
ボーリング打法は前も書いた通りイマイチわかっていないのですが、キャプテンはもう読みきっているのでしょうか。
てっきり翌日まるごと練習するのかと思ったらあっさり帰ってくるんですね。
咲-saki-9巻の二回戦では龍門渕しか出てないので、鶴賀と風越は一緒に練習するのかと思いました。
翌日は雨。湖面に鳥のシーンは4話にもありました。あの頃は二回戦開始前の晴れやかな空でしたが、今は二回戦終了後のどんよりとした雨模様。
同日に行われている咲-saki-8~9巻の二回戦でも雨のシーンが多く描写されています。
3話でちらっと登場していた荒川憩がナース姿で登場。何故ナースかは不明……。声優の三宅麻理恵さんは大阪出身ということでちょっと上品ですが綺麗な関西弁です。
さらに他の地域の個人戦通過者の顔ぶれも。こんな姿で歩いてたら捕まりそう。
同時間帯に行われている二回戦第3試合先鋒戦。咲-saki-8巻のあたりですね。ここらへんは原作ファン向けサービスという感じでしょうか。
ナレーションは野中藍さんボイス、つまり福与恒子っぽいのですが、本来こーこちゃんとすこやんは同じ時間に行われている第4試合の実況解説を担当しているはずなのでちょっと違和感があります。
憩たちとの練習が終わると雨もあがっています。阿知賀のレベルアップと心境を天候を使って演出しているわけですが、咲-saki-本編ともリンクしてるあたり周到ですね。
奥に見える青と黄色のホーム表示はおそらく京浜東北線と総武・中央線各駅停車、そして緑の山手線が停車する駅となると秋葉原駅しかないんですが、記憶の限りこんな改札口はなかったと思います。となると別の駅なんですが……調べても分かりませんでした。
憧の思わせぶりシーンは毎回ありますね。
この高さから熊倉さんの姿を見つけられるのも穏乃の野生児視力あってこそでしょうか。
このシーンは作画も演技も気合入ってますね。
麻雀教室をやめたときと絡めて「二回はちょっと、辛いっていうか…」というセリフにはぐっとくるものがあります。
今日は宮守女子の試合でもあったわけですが、この目とセリフからすると……。
前回の越谷女子宇津木玉子のシーンにもありましたが、今回は背景をらくがき調にするのが多いですね。
今回は穏乃のシーンに熱のこもった作画が多くて主人公してます。
県民未踏のベスト4……ってことは晩成は名門校のくせに決勝行ったことなかったんですか。
準決勝の解説はこの二人。咲-saki-本編……というより咲日和でおなじみですかね。
藤田プロも三尋木プロも振り回し系だったので振り回され系の小鍛治プロは新鮮。というよりこーこちゃんが特異なキャラなのか。
久しぶりの足演出。考えられるのは穏乃以外ですが、並び的に灼の足でしょうか。
OP・シリアスEDに顔を出しつつ実態は謎だった福岡県代表新道寺女子の初お目見え。
北九州最強とのことですが、南九州にはシード校の鹿児島永水女子がいます。
二回戦ではいつも通りの学ランだったセーラが今回はセーラー服。写真・映像を撮られる場所では制服強制ということでしょうか。
「昨年のインターハイでは4位でしたが、春の大会の成績から、全国ランキング2位!」というセリフから、夏のインハイ後にスタメン入りしたエース怜の活躍が伺えます。
すっかり定番となった「アラサーだよ!」ネタ。このセリフ自体は咲日和が発祥です。
一方今回おやすみの三尋木プロと針生アナ。Bブロックの準決勝はこの2人だといいですね。
何かと赤土を気にする灼。全国ランキング1位2位が当たる好カードというセリフから、二回戦夜に言われた赤土のセリフを思い出したのでしょうか。
いよいよ登場の最強高校生宮永照。妹の咲も文学少女でしたし、読書は姉妹共通の趣味なんでしょうか。
ブックカバーは紀伊国屋書店のものがモデルかと思われます。
そしてこちらもいよいよ登場のすばら高校生花田煌。個性バリバリのキャラクターに新井里美さんの個性バリバリな声がハマってます、すばら!
一番左にいる白糸台の渋谷尭深はいつもお茶を持ちながら打つ選手。控室で飲むのもお茶。
一方あったかいもの好きの宥姉ですがその手前にはジュースが。二回戦のときはお茶だったんですが……玄を送り出すときに席を移動したのでそのままということでしょうかね。
次回予告の元ネタは分かりませんでした。9話の照に関連してるのは確かなんですが。
エンドカードは荒川憩ちゃん。また出てな。
「荒川憩はあらかわいい」の後記
タイトル落ちです。
■音声
一晩でセリフ並べて、もう一晩でミックスと自分にしては珍しく短時間作業でした。
阿知賀のセリフは基本切り出してるんですが、憩ちゃんの登場シーンは固まってるので今回は素材そのままぶっこみで。セリフ合わせも時系列に並べただけ。こういう作りのほうが自分的には作りやすいかも。とかく素材が少ないのでこれ以上長いのは無理……。
ミックスもいつも通りマキシマイザと音量調整、適当にEQで削って整えてもろもろやっておしまい。進歩がない。
■画像
○○かわいいシリーズは画像だけで作れるのが楽でいいですね。
切り抜きは使い慣れているGIMPで。一度4倍くらいに拡大してから切り抜いたほうが楽で綺麗というのを覚えたので、昔よりは違和感少なくなってるかな……。
左手を大きく出している3話の画像はカメラが移動しているシーンなので、2枚使って全体像が映るようにつなぎ合わせたりしました(不透明度50%にして反転をかけるのが便利)。工夫したのはそれくらい。
■映像
Production Premiumをミルキィ合作用に買ったんですが結局合作ではほぼ使わずじまい。いい加減AfterEffectsの使い方を覚えようということで今回はほとんどAEで作業しました(フェードとサイズの変更はVegas)。いろいろと教えてくれたかれをばなさん、看板さん、りーふさんありがとうございました。
シェイプレイヤーとか色調補正とかはほとんどNive・Aviutlと使い勝手が変わらないので特に問題なく。テキストも操作パネルがどこにあるか迷いましたが分かればなんていうことはなかったです。
一番手間をかけたのが図形を飛ばす中央のパーティクル。エクスプレッションを使ってみました。結構長くなりそうなのでこれは今度に。
灼の「ボーリング打法」を予想する
EDが放送されてから話題になっている鷺森灼のボーリング打法。初めて灼の闘牌シーンが描写された阿知賀編7話でもその全貌までは明かされませんでした。
原作漫画も準決勝での灼の出番はまだということで、浩子よりひと足お先にその「ボーリング打法」を予想してみようと思います。
第7話で灼の牌のばらつきに関するデータが映ります。
こちらは第6話での宥のデータ。宥のあったかい牌が集まるという特徴からすると並びは左から萬子→筒子→索子→役牌の順と考えられます。
同じ並びと仮定すると灼は
一萬二萬四萬七萬八萬九萬
五筒六筒七筒八筒
一索四索六索九索
と役牌1つ?が多いように見えます。筒子が多いと初め予想してたんですが意外に少ない。
同じく7話。唯一の和了シーンです。
ドラも裏もなし。リーチ平和ツモ赤1の4飜20符1300-2600です。
待ち牌は一筒二筒四筒七筒の四面張。上のデータ分析結果と全然符合しませんね。
ここで前回6話の次回予告を思い出してみます。
憧「ボルトをナットで締め付けるときに挟んで使う、えーと、一筒に似た丸い形の……」
灼「ワッシャーのこと?」
憧「そうそうワッシャー!」
唐突に”ワッシャー”という言葉が出てきますが、ワッシャーはボウリング用語で「1番ピンと10番ピンが離れて立っている残りピン」を指すそうです。具体的には1-2-4-10や1-2-4-7-10のような真ん中が洗い流された(ウォッシュアウト)残り方のこと。
前述の灼の和了は一筒二筒四筒七筒で、10を除いてワッシャーの残り方と同じになっていることが分かります。(当たり前ですが10の数牌はありません)
ということはワッシャー以外にも他の名前がついているピンの残り方をチェックすればボーリング打法の謎が掴めるかもしれません。調べてみました。(右投げ・左投げで変わるのもありますが両方を記載してます)
バケット
2-4-5-8や3-5-6-9の残り方をバケットといいます。
これで二筒四筒五筒八筒の待ち……と言いたいところですが七筒も待ちに入ってしまいます。3-5-6-9も同様。
インザダーク
2-8、3-9、1-5といったピンが縦に2本重なって残った状態を、影に隠れているという意味でインザダークといいます。
二萬八筒といったシャンポン待ちしかありえないですね。
ベビースプリット
2-7、3-10、4-5、5-6、7-8、8-9、9-10のような小さなスプリットのことをベビースプリットといいます。
上図は七萬八萬待ち。
これは八萬九萬待ち。これら以外は10が入っているのを除いてシャンポン待ちしかなさそうです。
クリスマスツリー
3-7-10あるいは2-7-10の残り方をクリスマスツリーといいます。
10を除外するとこれもシャンポン待ちに。
ビッグフォー
4-6-7-10が残ったスプリットをビッグフォーといいます。
四筒六筒七筒待ちの三面張。これはありえそう。
ビッグファイブ
4-6-7-9-10あるいは4-6-7-8-10ピンの残り方をビッグファイブといいます。
四萬六萬七萬九萬の四面張。これもありえそう。
一方4-6-7-8の待ちは不可能ですね。
スネークアイ
7-10のスプリットをスネークアイといいます。端っこの二本ということでスペアはほぼ不可能な残り方です。
麻雀で再現するとなると待ちは7のみの単騎でしょうか。ボウリング同様難易度高そう……。
ダイムストア
5-7、5-10のスプリットをダイムストアといいます。
シャンポンか単騎ですかね。
リリー
5-7-10のスプリットをリリーといいます。
七萬五筒のシャンポン待ち。またリリーは別名サワーアップルといい、さらに日本では大三元とも呼ぶそうです。大三元と言えば図の通りの役満ですが……?
他にも残り方の呼び名はあるようですがメジャーと思われるのはこんなところでしょうか。
挙げた中ではワッシャーの他にバケット、ビッグフォー、ビッグファイブ、そして麻雀用語と共通するリリーあたりが登場する可能性が高いでしょうか。どれにしろ待ちの多い良形が多そうです。
結局予想というよりただ調べただけになってしまいました。せっかくなのでこの中の1つでも本編に関連してくることを願っています。それと、灼ちゃんの活躍も。
参考
咲-Saki-阿知賀編 episode of side-A 第7局「信念」 感想
いよいよ二回戦も決着。なんか今回はいろいろ調べて書いてたら妙に長くなってしまいました。
玄や宥姉は昔からの知り合いだからともかく、憧は灼にもタメ語なんですね。
「あとよろしく」のセリフが悔しさと怒りが混ざってていい感じです。
灼はおばあちゃん子。清澄編では南浦の祖父が登場していましたが、おばあちゃんは初めて。
灼の自室とパジャマ姿は2話と同じ。おばあちゃんは4話でボーリング場の受付から猫を抱きながらポータブルテレビで観戦しているシーンがあります。
「努力する」は憧との会話でも言ってましたが、口癖なんでしょうか。
千里山のキャラはまだ多く語られてないので謎が多いです。そういえば4話で浩子は監督のことを「おばちゃん」と一度呼んでいますが、「根っからの研究者気質」と何か関係があるんですかね。
モブチームと思われた劔谷にも回想シーン。伝統をテーマにした高校なのか、茶道と麻雀を同じ部屋で嗜んでいます。茶室にしては随分開放的。
回想から友香のリーチにつなぐ演出いいですね。
リーチツモタンヤオイーペーコードラ4で東一局から8翻親倍8000オール。一瞬だけ映りますが4巡目リーチ。回想でも東一局で「友香ちゃん早いねー」の満貫和了、優希みたいな速攻タイプなのかもしれませんね。
細かいですが宥姉だけ湯のみ。
EDで前々から話題のボーリング打法。手前から奥の動きであるツモに対しボーリングは奥から前へなので完全に逆モーションですね……。
前回の次回予告のところで1247ピン待ちをワッシャーと紹介しましたが、ちゃんとボウリングのサイトで調べたところ「1番ピンと10番ピンが離れて立っている残りのピン」をワッシャー(あるいはウォッシュアウト)と呼ぶそうです。1・2・4・10番ピンや1・2・4・7・10番ピンといった残り方は全部ワッシャーみたいですね。そしてこの灼の待ち牌も一ニ四七筒待ちで、10を除くとワッシャーになっています。
点数は1300-2600、裏ドラをめくっているのでリーチピンフツモ赤1の20符4翻。四筒和了の高目なら三色とタンヤオがついて跳満12000点でした。
捨て牌を見る限りそんな不可解なところはないですね。
副将戦の結果は以下。
千里山女子:171700(+2500)
劔谷:95400(+23200)
阿知賀女子:91800(+4400)
越谷女子:41100(-30100)
劔谷の健闘と越谷女子の失点っぷり。灼の最後の和了が四筒なら2位に届いてました。
勝負は大将戦へ。
南三局、越谷女子の面前混一色一通南の6翻跳満に八順目で振り込んで、大ピンチになる穏乃。劔谷との差はわずか100点だったので、ラス親で点差を広げるため突っ張る気持ちは分かりますが……。
一方越谷女子はこの和了で32300点から44300点になるのですが、連荘のない最終局では役満を和了っても準決勝進出はありえません。それならば見逃して緑一色や清一色を狙ったほうが良かった気が……。
針生アナの説明にもありますが、1位の千里山が親なので連荘なしの最終局。2位劔谷が93600点、3位阿知賀女子が81700点で11900点差。劔谷・阿知賀共に子なので、阿知賀はツモか出和了の跳満(12000点)か劔谷直撃の5950・・・6400点以上が必要です。
配牌は悪かったものの高目一索の和了で純全帯么九イーペーコードラ2の6翻跳満手を聴牌。四索和了だと純全帯么九とイーペーコーが消えるのでリーチかけても3翻で裏ドラ3枚(=九筒が裏ドラ)必要という厳しい条件。残り1枚とはいえ一索を待つのは普通ですね。
竜華が和了牌の四索を出したので、同順の一索はフリテンで和了れません。これが最後の1枚の一索なので高目で和了ることは不可能に。竜華もえげつないことしよる……。
「むしろ、何か始まってるぜぇ」
松岡由貴さんの演技も相まってカッコいいですね。
目が燃える演出は咲ではおなじみ。
清澄編の県予選決勝では大将戦になると月光が輝いてましたが、こちらは大将戦オーラスでもまだ夕暮れ。県予選は5~6月頃、全国大会は8月、計算サイトで調べましたが日没の時刻は両方ともだいたい18時30分~19時頃で大差ないようです。開始時間がずれているのか、進行具合が違うのかでしょうかね。
手変わりで一萬ツモならツモ三暗刻ドラ3になる跳満手に。ロンでは三暗刻がつかず役なしで和了れません。
一萬が切られてしまったので今度は七対子ドラ2で6400点。この点数では劔谷に直撃以外では逆転不可能です。リーチかけて裏のれば跳満になるので直撃以外でも逆転可能ですが、七対子は待ちを変えやすいので可能性の低い裏ドラにかけるより直撃を狙うほうが好判断でしょうか。赤がくれば裏なしで跳満になるのでリーチかも。
劔谷安福が穏乃の当たり牌の一筒を掴まされ振り込んでしまいます。上家の竜華が四筒を捨ててるのでスジの一筒は比較的安牌なのですが……。それにしても竜華は穏乃の跳満をフリテンで潰したりと翻弄しますね。
最終得点は
千里山女子:180400(+8700)
阿知賀女子:88100(-3700)
劔谷:87200(-8200)
越谷女子:44300(+3200)
「けどもう・・・あんたらにおめでとうは無しやで!」は4話で竜華が阿知賀の二回戦進出をおめでとうと喜んでたのと繋がりますね。
前回も書きましたが浩子とセーラの間にはやっぱり何かあるんでしょうか。
背景の象とボール?みたいなのは浩子の対局前にもありました。
清澄編でも思いましたが、勝ったチームのおめでとうより負けたチームのかわいそう感のほうがどうしても……。
友香も莉子も一年生なのでこれからの活躍に期待しましょう。
一方回想すらなかった越谷女子。この二人は越谷女子の中で収支プラスだった先鋒の新井ソフィアと大将の八木原景子。ソフィアは強豪揃いの先鋒戦でプラスの結果を残した実力者ですしまた出番があるかも?(声優もランカ・リー役で有名な中島愛さんですし)
麦茶で祝杯。 細かいですが宥姉だけ湯のみ。
憧のセリフはもう制作側わざとやってるんじゃと思わなくもない。
穏乃のうぎぎ顔から照へフェードイン。今回はうまいトランジションが多いですね。
営業モードの照。清澄編3話で一瞬映る雑誌の写真でもVサインしてるので、マスコミの前では愛想いいようです。
麻雀名門校とはいえノリが体育会系超えてもはやヤクザ。
隣にいるのは同じ三年生でレギュラーの弘世菫。清澄編でも20話に登場してました。声優は大御所の斎賀みつきさん、深堀さんと兼任ですね。
タメで話していますし、話の内容からも結構仲いい感じ。
赤土の過去話をしているときに、灼がネクタイをぎゅっとするこの仕草、いいですね。
穏乃の突然の咆号でラーメンを食べに行くことに。タコはねぇよぉ。
何気に珍しいメンバー全員の私服姿……と思いきや穏乃だけはいつものジャージ。
沈んでた雰囲気を天然で吹き飛ばす穏乃はやっぱりチームのムードメイカーなんでしょうね。憧のこの表情が、そういう穏乃の良さに感心している顔に見えます。
赤土と熊倉さんに遭遇。穏乃の野生児設定は目の良さにも表れています。
てか熊倉さん明日宮守女子の試合ですけどこんなところで油売ってていいんですか。
プロ復帰検討の話をうっかり聞いてしまい赤土に疑念を持つ憧とそれに反発する灼。ホテルでのシーンでもそうでしたが、灼は本人のいない場所(いるときでの描写はありませんが)では赤土のことを相変わらず「ハルちゃん」って呼ぶんですね。
みんな大好きステルスモモの登場。真夏に現れるとまさにお化けですね。
ここで玄が宥と勘違いしたのは、「おもち」をお持ちなのは阿知賀だと宥姉くらいだから。
憧の記憶能力もさすが。人のこと指差すのは宥姉の勧誘のときもやってましたが穏乃のくせなんでしょうか。
ボーリング用語調べてて思い出しましたが、ボーリングじゃなくてボウリングですよね……。
次回は鶴賀・風越と阿知賀の修行みたいな。清澄編ファンへのサービス?
最初にちらっと映ったのは荒川憩でしょうか。個人的にはこっちも気になる。
会話は穏乃の服装ネタ。今回も私服シーンがありましたが、次回は全編私服姿ということですかね。
提供は越谷女子の宇津木玉子。このシーン、何気に背景も手描き風にアレンジされています。
エンドカードは穏乃。いつもの流れだとモモかワハハの前作キャラかと思ったんですが。
咲-Saki-阿知賀編 episode of side-A 第6局「奪回」 感想
今回は次鋒・中堅戦。分かっていてはいたんですが1クールだとやっぱり尺が厳しい……。
最初は宥の回想。玄・宥が幼いときの映像はこれが初めてですね。
この2人は色合い的にも夕方がよく似合います。
玄と同じく宥も相手に見えるように置くんですね。
安牌マジねえっすわー。
この手牌だと七筒が3枚あるので八筒が振り込む可能性が低い牌(七筒が残り1枚しかないので、六筒七筒持ちの五筒八筒両面待ちである可能性が低い)。それでいて五索三筒六筒待ちの一向聴にできるので打牌としては八筒切りが一番妥当でしょう。ただし結果としては振り込み。
宥の牌データ。左側(萬子)と一番右(中)に偏りがありますね。
八筒を千里山がポンで手番を飛ばす。越谷女子のツモった四筒はポンがなければ宥の和了牌でした。
偶然なのか、泉もこれくらいの察知はできる能力者なのか……。咲-saki-9巻ではシロも和了を察知している節がありましたね。
宥に萬子と中が集まるなら索子と筒子で揃えればいいという泉の対応。
この手で3900ということはタンヤオ、赤ドラ以外にドラが入ってるということですかね。探してみましたがドラ表示の描写はありませんでした。
振り込む直前に泉が「これ、やばっ」って言ってるあたりやはり多少の察知はできるみたいですね。
役はタンヤオ三色ドラ1。親なので12000点。
阿知賀編のセリフではいつも点数申告だけだったことが多いので、宥姉がちゃんと役名を言ってるこのシーンは結構レアです。
萬子と中ではなく、暖かい牌が集まりやすいというのが宥の能力。手牌が縛られる玄と比べると、破壊力はないものの染めやすく赤ドラも来やすいので使いやすそうですね。
千里山:149300(+5400)
越谷女子:96500(-9900)
劔谷:82900(-6700)
阿知賀女子:71300(+11200)
宥姉の活躍っぷりが分かりますね。
憧は上級生だろうが年上だろうが呼び捨て基本な分、一年生ながらチームをまとめる力がありますね。
穏乃もチームのムードメイカー的なところがありますし、下級生が支える面白いチームですね。
千里山の中堅は江口セーラ。泉があんな改造制服でOKなのにセーラにはセーラー服強制ってのはいまいちよく分からない校則です。ニコニコで見た「セーラって名前だからセーラー服にコンプレックス」というのは面白い考察だなと思いました。
そういえば千里山女子って名前が明らかに女子高なのですが、普段来てる学ランはどこの高校のなんでしょう……。
また特待生の話が出ていますが、清澄編のピクチャードラマでは池田も特待生なのが明かされてました。
3年最後の大会をあっさりのされてしまった先輩と違って意外と出番のある初瀬。本名は岡崎初瀬なので、苗字っぽいですが初瀬は名前です。
カンチャンの二萬をチー、八筒をポンでニ五索両面待ちにしてからのタンヤオドラ37700点(ドラは七索2つと赤五筒)。入りにくいところを鳴きで埋めつつ速度を上げる理想的な鳴き麻雀ですね。
たった一局で三尋木プロに「一番うまい」と称されるその打ち筋は和に近いデジタル派。さすがは偏差値70余裕。
その後の「上級生三人が特殊」というセリフも気になるところ。松実姉妹が特殊なのは既に分かっていますが、灼も能力持ちなんでしょうか。
これも鳴きからのツモ。タンヤオ三色赤1で満貫。
針生アナの県予選ベスト16の話も合わせて、憧の中学時代が語られます。
ここで初瀬の言う「わぶか」とは今大会も出場している和深(和歌山)のことだと思われます。
六索か八索切りで聴牌。六索切りならツモると三暗刻がつくので打点はあるものの、憧の捨て牌に二索があるので三六索の待ちの可能性が高く切りづらい場面。
結果六萬切りを選びますが、危惧した通り三六索待ちのタンヤオドラ2(五萬と赤五筒)3900点。
リーチツモ平和一盃口赤1ウラで六飜12000点。親の憧には厳しい。
赤入りなら鳴きを入れた憧のようなスピード麻雀が有利とよく言われます。しかしセーラの言う通り、僅差でも1位になるとオカがつく普通の麻雀とは違い、半荘計10回の長期戦では大物手を仕上げるのも戦略としてはありですね。
千里山:169200(+19900)
阿知賀女子:87400(+16100)
劔谷:72200(-10700)
越谷女子:71200(-25300)
阿知賀が4位から2位になる一方越谷女子は2位から4位に。憧の活躍ぶりが分かりますが、一番稼いだのは結局セーラでした。
この足演出も久々。いよいよ次回は灼のボーリング打法が見られるのでしょうか。
次回予告はワッシャー。何のことか全く分からなかったので検索してみたんですが、ボーリング用語で1247ピンが残った状態のことを言うそうです。
そういえば1話でもボーリングと麻雀を絡めてましたし、灼の能力はボーリング用語と関係があるのかも。
今回の提供はわざわざタブレットに表示する画面を編集しなおす凝りっぷり。
浩子はセーラに敬語使ってませんし、この二人には何かあるんでしょうか。
次回予告も浩子。