咲-Saki-阿知賀編 episode of side-A 第5局「強豪」 感想

いよいよ千里山も卓に加わり麻雀パートもどんどんオカルトチックになっていきます。

咲-saki-ならではの麻雀演出も見られて、今回はなかなか見応えがありました。

 

f:id:chas_moto:20120514050358p:plain

冒頭は大阪千里山。奈良に東京に大阪と取材も大変そうですね。新道寺女子の福岡のシーンもあるんでしょうか……。

ちなみにこの後怜と竜華が出てくる噴水もちゃんと実在するそうです。

 

f:id:chas_moto:20120514050406p:plain

病弱アピールの伏線(3話)を回収。会話の内容は昨年の全国大会と宮永照の怪物っぷり。当時の怜はレギュラーどころか幽霊部員だったんですね。

 

f:id:chas_moto:20120514050422p:plain

風を吹かせるってことは何かの変化の暗示。このストーリーだけだとまだよく分からないので回想の続きが竜華の出番か準決勝のときに語られそうですね。

 

f:id:chas_moto:20120514050432p:plain

提供の声の人変わりましたね(テレビ東京

 

f:id:chas_moto:20120514050439p:plain

1話から抜群の存在感だったギバード桜子。他の小学生キャラと共に準レギュラーの地位を獲得したようです。

 

f:id:chas_moto:20120514050446p:plain

トーナメント表、既に5Aは終了して白糸台と新道寺女子の準決勝進出が決定していることが伺えます。この5A戦は和たちがホテルで観戦していました(8巻)。ということは和がこの阿知賀女子の戦いも見ている可能性が高そう。

それと右側の3A・3Bブロックに色がついていませんが、ここは宮守女子・清澄の勝ちが既に決定しているはずです。塗り忘れかなんかでしょうか。

 

f:id:chas_moto:20120514050456p:plain

何校か読みを調べるときに検索して気づいたのですが、高校名は実在の地名や駅名などから取られているようです。越谷はまだ有名ですが、讃甘や大甕は現地の人じゃないと多分読みすら分からないんじゃないかと……。

それとこの新井ソフィア選手は名前と容姿からすると留学生かハーフでしょうか。咲-saki-本編では宮守女子や臨海女子で留学生選手が活躍しています。

また、今回から名前表記の枠が凝ってますね。三尋木プロを意識してるのか雅な感じ。

 

f:id:chas_moto:20120514050526p:plain

バイオレンス感……。ただ2校勝ち抜けだとシード校が少し楽すぎる感じはありますよね。

 

f:id:chas_moto:20120514050538p:plain f:id:chas_moto:20120514050546p:plain

六萬残しての八萬切りの三面張(三萬・六萬・二筒)ではなく七萬のカンチャン待ち。それに玄が赤五筒切りの聴牌ではなく七萬切りで振り込むという「おかしな手順」(もっとも玄が聴牌をとっても、役なしなので出和了はできず和了牌の六萬自体も残り1枚しかないんですが)。

 

f:id:chas_moto:20120514050601p:plain f:id:chas_moto:20120423041040p:plain

和がいた頃の回想。玄(と宥)のお母さんは既に他界してたんですね。ってことは旅館の女将さんは誰なんだろう。

玄のかぶっている帽子は、リボンの色が違うものの2話で灼を尋ねたときと同じものですかね。

 

f:id:chas_moto:20120514050610p:plain f:id:chas_moto:20120514050614p:plain

八索切れば一ニ四六七索の五面張なのに三索切って八索単騎待ちに。玄は赤五索切ればダマでも平和ドラ5の手を八索切って役なしのドラ6に。

ところでソフィアって名前のくせに「訝しい」なんてしゃれた日本語使うんですね。

 

f:id:chas_moto:20120514050643p:plain

何も考えていないようでちゃんと考えている三尋木プロ。怜の数少ない実戦譜から一巡先を見渡す能力をしっかり見抜いています。

 

f:id:chas_moto:20120514050655p:plain

怪しげなBGMに煽り立てる三尋木プロの解説、そして誰も突っ込まないけど一番非現実的な垂直リーチ棒。怜の化物っぷりを表現する見事な演出ですね。

池田の数え役満や咲の嶺上開花などなど、BGMにセリフにエフェクトにとあらゆる要素を駆使して盛り上げるこの演出が咲-saki-の最大の見所だと思っています。

 

f:id:chas_moto:20120514050733p:plain

「とんでもない人がいる!」by阿知賀のドラゴンロード

 

f:id:chas_moto:20120514050720p:plain

一順先が見えるということは捨て牌を見れば初期手牌以外は相手の手牌が全部分かるということですね。ただ記憶するのに凄いエネルギーを消費しそう……。

ここの不安感を醸し出すBGMとリーチ棒を中心に3人を見回すカメラワーク、さらに最後のリーチ棒が倒れる演出とこれまた怜の恐ろしさと体力の消費をうまく表現してます。

 

f:id:chas_moto:20120514050756p:plain

ここまであまり出番の無かった宥姉の貴重なお姉ちゃんシーン。

今まで玄に手を引っ張られてきた宥姉の姿を考えると感慨深いですね。

 

f:id:chas_moto:20120514050834p:plain

「体の調子はどうや?」「運良く苦もなく勝てたんで」のやり取りは準決勝で照と当たったときのフラグな気がしてなりません。

 

f:id:chas_moto:20120514050812p:plain

夏にマフラー!って三尋木プロは一回戦も見てたでしょうに……。

 

f:id:chas_moto:20120514050820p:plain

いつもぷるぷる震えてる宥ですが玄との約束以降はそれがない。宥姉の本気ですね。

 

f:id:chas_moto:20120514050856p:plain

二回目の二話以来のSquarePanicSerenadeEDですが、サビのシーンで怜と竜華が追加されています。

最後にまた誰も乗っていない牌があるのですがここも付け加えられるのですかね。すばら!先輩か照かな。

 

f:id:chas_moto:20120514050909p:plain

次回予告は副露と風呂のダジャレ。そういえば宥はドラマCDでボイラー室の管理やってましたね。

咲-Saki-阿知賀編 episode of side-A 第4局「全国」 感想

4話です。全国大会も始まっていよいよ麻雀アニメっぽくなってきましたね。

 

f:id:chas_moto:20120502061249p:plain

寝起きの穏乃と玄。「シャワー浴びらんない」が憧の女の子っぽさが出てていいですね。

ところで「夜景じゃなくなってる!」「朝だからね」の会話がいまいち謎なんですが、何か意味があるんでしょうか……。

 

f:id:chas_moto:20120502061259p:plain

トーナメント表です。咲-saki-8巻にも同様の描写があります。

二回戦以降が二重線になっているように二回戦・準決勝戦は2チームが勝ち抜け。Bpartラストのアナウンサーのセリフにも「8校のうち準決勝進出を果たすのは4校」とありますね。

そうなると準決勝で白糸台・新道寺女子・阿知賀女子・千里山女子が対戦することになるので、この準決勝が一番話数を使って語られるのではないかなと。女子高多い。

 

f:id:chas_moto:20120502061325p:plain

中学生以降の憧の私服は初めてですね。玄の私服は2話で灼を勧誘するときにありましたが、それとは違って部屋着モード。

 

f:id:chas_moto:20120502061416p:plain

居酒屋で赤土と話しているのは実業団時代監督の熊倉トシ。赤土同様に就任1年目で岩手県代表宮守女子高校の監督としてインターハイ出場を果たします。何気にSquare Panic Serenade版のEDにも出てます。

宮守女子の活躍は咲-saki-9巻で。

 

f:id:chas_moto:20120502061423p:plain

穏乃の足の位置が絶妙。

 

f:id:chas_moto:20120502061430p:plain

みんな大好き池田ァァッ!

実は前日に優希たちは池田と会っているのでこの登場にふたりとも驚きはありません(咲-saki-8巻)。

 

f:id:chas_moto:20120502061439p:plain

貴重な男性キャラの京太郎。阿知賀編公式サイトでまだキャラ紹介されてない……。

忘れがちですがこの2人は幼馴染です。いい雰囲気ですね。

咲-saki-8巻では大会1日目に観光へ出かけるメンバーが描写されますが、確かにここでのセリフ通りどこかに出かける咲の姿は描かれていません。阿知賀のメンバーはホテルでビデオを見てるので和と会う機会はありませんね。

それにしても赤土「まだ見ておきたい子たちがいるんです」→穏乃「和も、今頃こんなことしてるんかなぁ」→池田「清澄にマネージャーいたっけ?」→京太郎のシーンへの流れはちゃんと話の接点もありうまく繋げているなぁと感心します。

 

f:id:chas_moto:20120502061446p:plain

いよいよ阿知賀女子の初戦開始。スキーしろよとかサトシかよとかツッコミたいところですが、なんといっても目を引くのは帯刀……。

 

f:id:chas_moto:20120502061453p:plain

玄の回想シーン。2年以上部屋を掃除しみんなを待ち続けてきた玄にとっては感慨深いでしょうね。清澄の久と通じるところがあるかもしれません。

 

f:id:chas_moto:20120502061510p:plain

といい話風にも関わらず振り込み。親のタンヤオ・平和・三色で11600点。

 

f:id:chas_moto:20120502061601p:plainf:id:chas_moto:20120502061837p:plain

アナウンサーの針生りえと解説の三尋木プロ。三尋木プロはOPにもちらっと出ています。わかんねー!すべてがわかんねー!

藤田プロもそうですけど、咲-saki-に出てくるプロはどっか変わりものですね。

 

f:id:chas_moto:20120502061528p:plain

この手で八索切り。一索切りなら平和と高目で三色がついたのに、八索切りでは出和了できるのは七索のみ。常人には理解できない打ち筋ですね。

リーチかけたほうが……というアナウンサーに対し三尋木プロの「リーチかけたら二つ目の赤五筒が来たときに困るんじゃないかなー」というセリフは、玄の「ドラを捨てられない」という特徴を東一局で既に見抜いてのものですね。とぼけてみせてもさすがプロ。ちなみにもう1枚のドラである一索が来たときはカンができます。カンドラも乗るのかな……。

前回なんでリーチしないのだろう?って書きましたが玄はドラが捨てられないからツモ切りの強制されるリーチはできないんですね。

 

f:id:chas_moto:20120502061540p:plain

その後も玄のドラ麻雀。三尋木プロから阿知賀のドラゴンロードの名を賜りました。阿知賀のレジェンドもこんな感じで誰かが名付けたんでしょうか。

 

f:id:chas_moto:20120502061629p:plain

シーンは変わって千里山女子パート。

若干ぎこちない関西弁ですが、放送前のトークショーによると船久保浩子役のmanamiさんだけが関西出身で、方言指導を残りの4人(StylipSメンバー)にしているそうです。

そういえば三尋木プロ役の松岡由貴さんもおジャ魔女どれみのあいこ役やミルキィホームズのコロン役でとても綺麗な関西弁を披露してました。関西弁ができる声優ということでオーディションでもやったのかなと邪推。

3話でボケ役は怜のほうかと思ってましたけど竜華のほうが天然っぽいですね。

 

f:id:chas_moto:20120502061729p:plain

野鳥は詳しくないのでサギかツルかコウノトリか分からない……多分サギ。

わざわざ描写を入れるということは意味があると思って考えたんですが何の鳥か分からないことには。怜をイメージしているのかな。

怜だけにトキ……も考えたんですがトキは顔のあたりが赤いですね。

 

f:id:chas_moto:20120502061738p:plain

はいてないどころか着てすらいなかったとは……。

てことは身に着けてるのはこのジャージ1枚なんですね。宥姉の厚着の対極を行く超軽装。

 

f:id:chas_moto:20120502061821p:plain

次回予告。Bパートラストにも出ていましたが二回戦も実況解説はこの2人なんですね。

ネタは「そんなオカモチありえません」。

 

f:id:chas_moto:20120502061822p:plain

また見るし。

1話は優希、3話は衣と透華、4話は池田ということでエンドカードはなるべく前作のキャラということでしょうか(2話は登場がなかったので宥でした)。

スターターセットの作り方

私がやってるスターターの作り方を紹介します。アニメ1話(だいたい20分くらい)につき3~5時間で全作業が終わります。

 

1.元素材からwavファイルを抽出。

動画ファイルをとりあえずxrecode IIにぶち込む。大抵のファイルが読み込めるスーパーマンです。

試用版では数十秒待たされますが、しばらくすると数字のボタンが出てくるのでそれを押すと問題なく起動できます。

「WAV」にチェックを入れて「開始」。

 

2.ボーカルトリム

セリフは中央、BGMはサイドに置かれることが多いので中央だけ、それも声の音域に近い部分を抽出します。

f:id:chas_moto:20120502084025p:plain

使うのはSoundEngine Freeのボーカルトリム。「その他」→「ボーカルカット(音声除去)」

設定は

f:id:chas_moto:20120502084056p:plain

女性ボーカルトリムのプリセットからLPFの値をマックスにしただけ。男性ボイスの場合はHPFを150~200くらいにするのが良さげ。

よく使う設定はライブラリー横の「保存」ボタンで名前をつけてプリセットとして保存しておくことをおすすめします。私は画像のように「女性ボーカルトリム+高音そのまま」として保存しています。

 

3.Reaperでカット

f:id:chas_moto:20120502085955p:plain

SoundEngineでカットする人も多いですが自分は使い慣れたReaperで切っていきます。

f:id:chas_moto:20120502090012p:plain

ショートカットキーの「S」でアイテムの分割が可能です。間違えた場合は近いアイテムを複数選び右クリックのメニューで出る「Heal  splits in items」で分割を修復できます。

あらかじめ、キャラごとにトラック分けしておきましょう。

 

4.レンダリング

f:id:chas_moto:20120502151132p:plain

まずは全てのアイテムを選択してフェードイン・アウトを0にしておきましょう。

また、「Choose new file」を押すことでソースを変えることができます。BGMがないシーンのセリフではトリムしていない元のファイルにしたり、女性キャラと男性キャラでボーカルトリムの値を変えたwavファイルを別々に用意し差し替えたりするのもいいでしょう。

後述のノーマライズをここでやっておくのもあり。

f:id:chas_moto:20120502110855p:plain

その後トラック(キャラ)のアイテムを全て選択し、右クリックから「Render items as new take」で書き出します。

そうすると元のwavファイルと同じ場所に大量の render ~~. wavファイルが出てくるので、キャラ名でフォルダを作ってまとめて入れておきます。

これをトラック(キャラ)の数だけ繰り返します。

f:id:chas_moto:20120502113719p:plain

レンダリングが終わったら、最後に全てのアイテムを選択して「Take」→ 「Take lane 1」にすれば、renderファイルを編集したあとでもReaper上で前通り再生することができます。

 

5.リネーム

フォルダごとに分けたrenderファイルを一個ずつ再生しながらリネームします。用語や人名などをあらかじめ辞書登録しておくと捗るかも。

リネームが終われば完成です。以下は応用なのでやりたい人だけ。

 

応用1.リネームソフトを使ったリネーム

キャラごとにフォルダ分けしましたが、wavファイルにキャラ名をつけたいという場合もあるかと思います。そういうときにはリネームソフトで機械的に。

音MAD制作とは離れるので詳細は書きませんが、私はFlexible Renamerというソフトを使っています。フォルダ名を加えたり、連番を加えたり、逆に削除したり単語を置き換えたりと便利です。

 

応用2.ノーマライズ

ノーマライズとは、各アイテムの最大音量を均一化する(0dbに合わせる)ことです。音MADを作るときにReaper上でもできるのでやらなくてもいいです。なお、Reaperではアイテムを選択し、Shift とCtrl を押しながらNでノーマライズできます。前述のようにレンダリング前に全てのアイテムにやっておくのもあり。

使うソフトはSound Engine Free。xrecode IIのほうが楽にできそうなのですが、私の場合何故か音割れしちゃいました。

f:id:chas_moto:20120502142143p:plain

やり方は「スクリプト」→「ノーマライズ一括処理」を選んで入力フォルダと出力フォルダを指定するだけ。サブフォルダを探索してくれないようなのがちょっと手間ですかね。

 

応用3.16bit化

16bit化とは、wavファイルを16bitにすることです(そのまんま)。出力されるrenderファイルはReaperの設定をいじってなければ多分24bitです。別に24bitでも問題はないんですが、一部のソフトが16bitしか読み込まなかったり、24bitだと容量が大きかったりで自分は16bitにしてます。私が気づく程度の音質の違いはないです。

f:id:chas_moto:20120502143933p:plain

16bit化はXrecode IIで。全てのwavファイルを選択してXrecode IIにつっこみます。

「WAV」の「設定」で「サンプル当たりのビット」を「16」に(16bit化)。

処理後にファイルが重複するのを防ぐため「ソースをゴミ箱に移動する」「オリジナルをリネームする」にチェックを入れて昔のファイルを捨てます。念のためフォルダをコピーしてバックアップを取っておくといいでしょう。

あとは開始を押して処理するだけ。これで16bit化は終了です。

咲-Saki-阿知賀編 episode of side-A 第3局「接触」 感想

3話です。全体的にコミックス通りでしたが、説明不足がちだった部分を追加してる感じですね。

 

f:id:chas_moto:20120425050450p:plain

清澄のときは駅でしたが阿知賀ではケーブルのりばが集合場所です。赤土が帰ってきたシーンでもケーブルが描かれてましたね。

プレートに「吉野駅行」とあるので降りてからは電車なんでしょう。

 

f:id:chas_moto:20120425050508p:plain

セリフは変わってないですが赤土をスルーするのはオリジナル。

 

f:id:chas_moto:20120425050525p:plain

参加校数はこれでも少ない、って話は清澄編でもありましたね。

赤土さんのセリフにお隣の大阪の話が出てくるのは千里山女子の伏線でしょう。

学校数はシードがない分清澄より少ないようです。

 

f:id:chas_moto:20120425050547p:plain

足演出は1話でもありましたね。

報道陣の描写はアニメでの追加。これも清澄編でありました。

 

f:id:chas_moto:20120425050549p:plain

観戦室のデザインは変わってますね。この液晶相当でかいぞ……。

 

f:id:chas_moto:20120425050604p:plain

咲-saki-は打ち筋だけでなく牌の置き方にも個性が出てます。

他人思いで優しい玄は、わざわざ捨て牌を相手から見える方向に置くんですね。

中学生だった一話でもそういう置き方になってます。

 

f:id:chas_moto:20120425050614p:plain

晩成小走の三面張立直に対して玄がツモドラ7の親倍。捨て牌を見るに聴牌は一巡前みたいですね。

こんだけでかい飜数なのに役がないので、自分は出和了期待で聴牌即リーしますがこれはダマなのか……。

玄は能力からドラ暗刻+赤占拠で染めにくいので、役を作るのが難しそうですね。

 

f:id:chas_moto:20120425050625p:plain

コミックスでも6ページで負かしてましたがアニメでは3分で晩成終了。にわかは相手にならんよ()。

この腕を合わせるポーズは小学生の頃にもやってましたね。

 

f:id:chas_moto:20120425050650p:plain

で、あっさり県予選突破。全国での試合がアニメの中心になるようですね。

新聞記事もしっかり書き込まれています。全体を見てみたいところ。

それと、憧のセリフに長野の強豪校の話が追加されてます、伏線。

 

f:id:chas_moto:20120425050906p:plain

穏乃の過剰なまでの燃える演出。

 

f:id:chas_moto:20120425050928p:plain

龍門渕に関する話が赤土のセリフに付け加えられてます。

 

f:id:chas_moto:20120425050935p:plain

お待ちかねの龍門渕登場!

キャラデザが全体的にまるっこくなってますね。

 

f:id:chas_moto:20120425050944p:plain

コミックスではもう一度対局を挑むのは穏乃だけだったんですが、アニメでは全員が参加する形に。

穏乃だけがド根性キャラだと思ってたんですが、精神力の強さは全員共通ってことですかね。ていうか赤土さんがメンタル弱いだけなんじゃ……。

 

f:id:chas_moto:20120425051000p:plainf:id:chas_moto:20120425051009p:plain

荒川憩は清澄編最終回にちょろっと出てきた右端の子ですかね。

団体では全国出場ならずとのことで個人戦に出てくるんでしょうか。

ってことは全国編でも個人戦編があるってことかな……。

 

f:id:chas_moto:20120425051033p:plain

毎度おなじみ合宿。宥姉布団かけすぎ……。

 

f:id:chas_moto:20120425051047p:plain

見送りパートは完全オリジナルですね。子ども麻雀倶楽部の子もいます。

初瀬とまめの話を入れて2話ラストと繋がりを持たせたのはとても良かったと思います。少しは晩成にも華を。

 

f:id:chas_moto:20120425051057p:plain

パーキングエリアで千里山女子と遭遇。

大阪の名門校とだけあってバス4台はさすがですね。風越みたいな感じでしょうか。

 

f:id:chas_moto:20120425051106p:plain

東京に着く頃には夜。ってか宥姉は何時間寝てたんだ……。

霞が関の表示があったしこのタワーは東京タワーでしょう。

ちなみにコミックス版では東京スカイツリーが描かれています。

 

f:id:chas_moto:20120425051107p:plain

阿知賀の部長は3年の宥ではなく灼。

宥はともかくなんで玄じゃないんだろうって考えたんですが、玄だと抽選会で壇上に上がったときに和が気づいちゃうからですかね。

このシーンの灼、無表情に見えてまゆげだけがちょっと困惑したそぶりを見せてます。

前半の赤土スルーの場面でもそうですが、灼はコミックス版と比べて感情表現が控えめになっている気がします。

 

f:id:chas_moto:20120425051137p:plain

魔王もとい咲の登場に悪寒が走る玄と赤土。衣のシーンでも玄が反応してましたね。実力者ともなるとオーラを感じ取れるようになると。

赤土なんて完全に茫然自失してるんですが、過去のフラッシュバックでもしてるんでしょうか。

そういえば清澄編で龍門渕の4人が咲と通りがかったときは全員が気づいてましたが、それだけ龍門渕のレベルが高いってことでしょうか。

 

f:id:chas_moto:20120425051152p:plain

もう魔王にしか見えない。迷子になってるだけなんですけど。

ちなみにスカートが長くなってるのは染谷先輩のスカートを間違えて履いちゃったからです。似合ってると言われ全国編ではこのスタイルに。

これに合わせて3月に発売されたBD版では最終話の咲もロングスカートになっています。細かいですね。

 

f:id:chas_moto:20120425051213p:plain

特殊ED。清澄編でもシリアスな締めのときは「残酷な願いの中で」が使われてましたね。

この絵は福岡の新道寺女子と思われます。OPにも出てます。

髪型くるんっの人は和の高遠原中学時代の先輩。すばらっ。

 

f:id:chas_moto:20120425051230p:plain

Cpart。清澄編の3話冒頭でも似たようなナレーションが入ってました。

全国の会場であるため天井も高くなっています。

前作や清澄全国編のキャラが出ていてファンには嬉しいですね。

 

f:id:chas_moto:20120425051241p:plain

次回予告。玄の言う「のがみでだーぱん」は野上でダーパン、つまり上野動物園でパンダが見たいってことですね。

 

ここでコミックス1巻の内容は終わり。以降の話は単行本化されていないため私は未読です。

つまり切り札の原作比較ができないため、書くことを探すのがちょっと難しくなるかも……。

咲-Saki-阿知賀編 episode of side-A 第2局「始動」 感想

2話です。今回は原作からの改変部分が多く、しかもそれが上手くハマっている印象。

f:id:chas_moto:20120423040826p:plain

アバン、穏乃、憧、玄の三人が部室で雑談。
1話にもありましたが教室内の時計がよくカットに出てきます。
昔の友達とまた集まって昔の友達に会いに行くというテーマを扱うのに、古時計というのはいいアイテムですね。
離れ離れになっていた間も、この時計は時を刻み続けていたのでしょうか。
 

f:id:chas_moto:20120423040843p:plain

和のいる長野と逆方向に叫ぶ穏乃。元気だけどちょっと頭の悪い性格が表れてます。
ここの憧の「うーわー」というセリフはEDにも出てきたり。
 

f:id:chas_moto:20120423040856p:plain

一話感想でも触れたとおり清澄編を意識したOPです。
一話EDのときとは宥や灼のシーンが追加されてちょっと変わっています。
清澄編と比べてみたり色々と話すところがあるのでまた今度触れたい。
 

f:id:chas_moto:20120423040911p:plain

穏乃と憧が歩きながら部について話します。
穏乃の「問題は顧問かなぁ」のセリフはオリジナル。後半の伏線ですね。
新メンバーを探して着いたのは玄の家。ちなみに玄の家は旅館をやっている(ドラマCDより)ので、裏口から入ることになります。
 

f:id:chas_moto:20120423040923p:plain

4人目候補は玄のお姉さん、松実宥。極度の寒がりで夏でもコタツ。これまでのシーンのセミの音と対照的です。それにしてもキャラデザがコミックス版からグンとかわいくなってますね。
麻雀の能力は全てのドラが集まる玄と「同じくらい」ということは、かなりの実力者なのでは……。
憧の「しず、いきなりすぎ、宥姉パニクってるよ」はオリジナル。
穏乃の前のめりな性格と、宥の内気な性格を印象づけます。
 

f:id:chas_moto:20120423040944p:plain

シーンは変わって博多、赤土が実業団として活躍しているところです。
赤土はチームメイトから廃部の噂を知らされます。
ここで「赤土」のネームプレートのロッカーを開けると鑑に顔が映る(なので前髪の向きが逆)っていう見せ方も面白い、アニメオリジナルです。
またその後のセリフも漫画版の「その麻雀も…まだまだ正面から向き合えてはいないんだけどね…」から、インハイのフラッシュバックが加わり「その麻雀にだって…私はまだ」と余韻を残す言い方に変更され深刻さが強調されています。こういう省略するセリフ回し好き。
 

f:id:chas_moto:20120423041022p:plain

5人目を探して足湯で会議。足湯って服を脱がなくて済むので気軽に入れていいですよね。
入浴と言えばサービスシーンが基本の美少女アニメで、足湯が出てくるのってなかなか珍しいのではないでしょうか。BD版でも湯気は消えない。
中央に囲いができるなど、足湯のデザインがちょっとコミックスから変更されてます。
 

f:id:chas_moto:20120423041040p:plain

翌日、玄は勧誘のため鷺森灼が手伝いをしているボーリング場へ。
コミックス版から追加されているこの玄が自動ドアを開けて冷房にほっとするシーン、夏の暑さが伝わってきますね。
 

f:id:chas_moto:20120423041050p:plain

灼のシーンは漫画版から色々と変更されており、スタッフの灼愛を感じます。
ここはその1つ目、原作では無下に仕事をこなして話を聞き流すのですが、アニメでは回転椅子でくるりと玄に背中を向けます。玄の方に光源があるので、灼の麻雀に対する暗い気持ちが表れる絵になっています。
 

f:id:chas_moto:20120423041059p:plain

その2。玄の話に赤土がレギュラーに昇格したという事実が付け加わり、それを聞いて堅い表情の灼に一瞬笑顔が表れる演出になっています。
自分でもそれに気づき、「へぇ」とそっけなく返事します。俗に言うツンデレ。
ここの「へぇ」が無関心を装いつつ隠し切れない、そしてそのことを恥ずかしがってるいい演技です。涼宮ハルヒの消失の長門もいい演技でしたが、無表情キャラの感情を表現するのは結構難しい。
 

f:id:chas_moto:20120423041109p:plain

そしてその3、ここでコミックスでは灼が「名前貸すだけならいいよ」というのですが、アニメで玄は「気が変わったら遊びに来てね」と返答を求めません。ちょっとだけ見せる玄のこの表情、いい感触を掴んだような笑顔に見えるのは私だけでしょうか。
 

f:id:chas_moto:20120423041122p:plain

灼の回想シーン。
その4。帰ってくる赤土たちを灼が待ちかまえるシーンを追加。
その5。ネクタイを渡すときに灼の名前を聞くように。これは伏線ですね。
その6。回想に灼のセリフ追加。
その7。小学生の灼が麻雀教室のチラシを眺めるシーンを追加。ここに出てくる巫女さんは憧の姉で赤土と一緒に帰ってきたチームメイトの新子望です(憧の家は神社、これもドラマCDから)。先のシーンで灼と会っているはずなんですが、そのことを忘れている様子。これも赤土との対比になる伏線です。
その8。灼のパソコン画面に赤土の現在の活躍を調べた結果が映っている描写を追加。ちなみに使っているブラウザはFireFoxがモチーフっぽいですね。アドレスは全部http://www.saki-anime.com/blog/。アニメ公式のブログ。
他のニュースには「消費税増税」とか「防衛相、問」(責決議、でしょうか)とあって妙にタイムリーな感じ。サイト名の「日刊麻雀NEWS」「麻雀通信」はともかく「麻雀速報 まあそく」はなんか2chまとめサイトっぽい名前ですね(中身は普通のニュースサイトっぽいですが)。
その9。机の中に赤土から貰ったネクタイ以外にも女の子らしい小物の描写が追加。
 

f:id:chas_moto:20120423041136p:plain

新学期になって正式に同好会として活動開始します。
その10。コミックスでは新メンバーとして宥と灼の両方が玄から紹介されることになっていたんですが、アニメでは灼は遅れてやってきて、ここで初めて入部の意思を伝えます。宥姉が慌ててるのは人見知りだからでしょうか。
 

f:id:chas_moto:20120423041145p:plain

アイキャッチ。一話では桜のパーティクルでした。
清澄編ではアイキャッチがなかったんですが、阿知賀編ではありでいくのでしょうか。
 

f:id:chas_moto:20120423041155p:plain

季節は変わって冬。チームが廃部になった赤土は従業員でい続けるのをことわり、吉野に帰って来ました。
チームメイトである望の車に乗せてもらい、ちょっと阿知賀に立ち寄り。インハイ・麻雀教室の思い出に浸りながら中に入ると、麻雀部の表札と牌の音が聞こえてきます。
この振り向きのカットはアニメでの追加。まどか☆マギカでもほむらの振り向きが意図的に多用されていましたが、ここでの振り向く動作は場面の転換を表しているのでしょうか。
 

f:id:chas_moto:20120423041209p:plain

中で麻雀を打っていたのは阿知賀女子学院麻雀部、穏乃達です。
雪景色の彩度が低い色調から、ガラリと変わって教室の中は元の豊かな色彩で描かれます。
灼改変ポイントのラストはここ、赤土が「君、灼ね!」と名前で呼ぶところ。その5で名前を聞くシーン、その7で望が灼の名前を忘れているシーンの伏線を回収します。
 

f:id:chas_moto:20120423041217p:plain

赤土が自分もインハイに連れて行ってほしいと頼む前のシーン。
最初にインハイと聞いたときはあえて顔の上半分を隠し、次のシーンでは逆に目をアップにして揺れる瞳を描き、そして決心で目を見開くシーンと、ここでは赤土の目に焦点を当てた演出になっています。
アニメのキャラは目が大きすぎなんてよく言われますけど、こういう感情の動きを目で表現できるのはアニメならではですね。
ちなみにここのBGMは一話冒頭のシーンと同じ曲です。リスタートということですね。
 

f:id:chas_moto:20120423041229p:plain

教員免許を持ってる赤土なら顧問になれそうという話に。顧問がほしいと言っていたAパート穏乃のセリフの伏線を回収します。
教員免許がいきなり出てきたように感じますが、大学生時代に麻雀教室開いていたのはそれと関係もあるのかなーなんて想像したり。
それにしても望は、車で赤土を阿知賀に連れてきてサッと顧問の話を出すこの用意周到ぶり、清澄の久部長に並ぶやり手なのではないかと思ってしまいます。
 

f:id:chas_moto:20120423041238p:plain

再び先生として働こうとする赤土に反対する灼と、その理由を話す赤土。
マンガ版では紙面の都合かあっさり話す感じになっていますが、アニメでは間をとりながら、他のメンバーの表情を映しつつじっくりと語ります。
「ケジメ」というコミックス版の簡単な言葉に代えて、「準決勝の会場に何かを置いてきてしまったんだ」「あそこに置いてきた何かをまた、取り戻せるかもしれない」と話す赤土。その真剣さに灼も心打たれます。コミックス版の「根拠のない希望のために」という灼のセリフはカットに。
一瞬玄が灼に目配せし、同意を得る演出も優しい玄らしさが出てていいと思います。
このみんなで手を合わせるシーンもオリジナルカット。一致団結。
 

f:id:chas_moto:20120423041253p:plain

さらにアニメ版の追加シーン、赤土は水原プロの再就職の誘いを断ります。決意の強さを示す演出ですね。
パンアップで映される雲間から覗く光は赤土の今の気持ち。桜のトランジションから時は流れ春へ。
この後流れるBGMは前作「麻雀部でのひととき」。
 

f:id:chas_moto:20120423041318p:plain

部員が5人になり顧問も決まって正式に麻雀部結成。コミックスでは「正式活動開始だ」の赤土のセリフが「活動再開だ」に変わっています。
団体戦にエントリーを決めて特訓開始。個人戦優勝の和に会うために団体戦のみエントリーってのはやはり違和感が拭えないけど……まあそこらへんは。
BGMは前作「攻勢」。
 

f:id:chas_moto:20120423041332p:plain

練習後のコンビニ前で、憧が晩成高校の旧友と再会。
赤土の「送ってこーかー」が「そろそろ戻るぞー」に変更されてます。まだ練習するんですかね。
引きは晩成3年の小走先輩。果たして阿知賀女子は晩成に勝てるのか!?()
 

f:id:chas_moto:20120423041345p:plain

EDは今回が初公開。清澄編を踏襲したノリのいい曲とSDキャラです。
作詞家変更の影響か、歌詞から麻雀用語が減ったのは個人的にちょっと残念。
映像はキャラの個性を反映しててかなり好みです。
 

f:id:chas_moto:20120423041404p:plain

次回予告は清澄編ネタ。目からスパークとかは阿知賀編でもありそうですね。
絵は千里山女子高校の園城寺怜と清水谷竜華ですかね……ってこれ実質ネタバレじゃ。
 
ちなみに次回はとある点で個人的に気になっています。

咲-Saki-阿知賀編 episode of side-A 第1局「邂逅」 感想

せっかく力入れたので某所で書いた感想記事をこっちにも流してみます。いまいちはてなブログの位置付けがわからない。

既に一話を見終わった方が大半と思いますが、この記事を読んで咲-saki-はこういう視点でも見られるよ、という気づきになってもらえれば。

 

一話は全体として前作清澄編をかなり意識した作りで、ファンとしては非常にニヤリとさせられる演出が多く楽しめました。

麻雀パートが少ないのはちょっと残念ですが、麻雀を知らない初見向けの掴みとしてはありかも。

なんかめちゃくちゃ長くなってますけど、これでも途中から「このままじゃ終わらん!」と思って結構カットした量です。

 

f:id:chas_moto:20120423034010p:plain

冒頭は満開の桜のシーンから。舞台である奈良・吉野は桜の名所として有名です。

清澄編の冒頭では咲の読んでいる本に花びらが落ちてくるシーンがありましたし、嶺上開花のシーンでも花びらが舞う演出があります。それが阿知賀編では桜の花びらになっているわけですね。

 

f:id:chas_moto:20120423034026p:plain

背景としての桜のシーンは色々ありますが、ここで私が一番好きなのはこの絵。原画によって描かれた太い線とアニメーション、そしてマスクを使った枝。こういうトラックマットはシャフトがよく多用している印象があります。周囲のピンク色に負けない枝の存在感が引き立ちます。

 

f:id:chas_moto:20120423034042p:plain

そして桜のピンクから花びらのトランジションで、ピンクの服装の原村和の登場です。フリフリ好きは小さい頃からだったんですね。

 

f:id:chas_moto:20120423034102p:plain

タイトルのstarglowは清澄編を踏襲。

 

f:id:chas_moto:20120423034126p:plain

ラーメン屋の親父でお馴染みのスクウェア・エニックスとポニーキャニオンは今回もスポンサー。

提供でキャラが同じ動きを繰り返すのも清澄編と同じですね。

 

f:id:chas_moto:20120423034143p:plain

穏乃・憧に誘われ和は阿知賀女子麻雀教室へ。

対局のシーンで流れるのは前作のBGM「高校生活 -清澄-」です。

よく流れていた曲なので清澄編の視聴者なら結構気づかれる方も多いのでは。

この後のシーンにも前作からのBGMが使われているところがいくつかあります。

 

f:id:chas_moto:20120423033753p:plain

コミックスと違ってちゃんと手牌も描写されてます。(原作者の小林立先生が牌譜とかの修正版が反映されていないとおっしゃってたので重版時には変わってるかも)

見る限りタンヤオ・平和・ツモ・一盃口で「2000-4000」と言ってるのでリーチかけて5飜の満貫でしょうか。

和がトップ、ということは赤土さんは手加減してたのか、それともあの頃の力を取り戻していないのか……。

 

f:id:chas_moto:20120423034214p:plain

穏乃の携帯の待ち受けにナゾの麻雀ロボット……。

 

f:id:chas_moto:20120423034228p:plain

清澄編でも透華の登場シーンとかで足音を強調する演出がありましたね。

聖人の玄ちゃんなら上履きに名前書いてあったほうがしっくりきた気も。でも強敵って感じがしなくなっちゃうか。

ちなみに子どもたちは外来者なのでスリッパです。足音もちょっと軽め。

 

f:id:chas_moto:20120423034241p:plain

コミックス版にはないカット。

清澄編ではデジタル派の和が強敵を察知するみたいなオカルト的演出はなかったんですがまだ小学生ってことですかね。

 

f:id:chas_moto:20120423034256p:plain

でも「そんなオカルトありえません!」は健在。

それにしても「全てのドラは玄に集まる」ってホント怪物ですね……。

 

f:id:chas_moto:20120423034306p:plain

ここのサイコロから夕焼けに変わる演出好きです。

 

f:id:chas_moto:20120423034314p:plain

清澄編1話でも咲が久しぶりに麻雀して、お風呂の中で感慨に浸るシーンがありました。

 

f:id:chas_moto:20120423034329p:plain

たまに咲-saki-には女しか出てこないという人がいるのですが、咲も和も母親に登場シーンはなく、父親のみ登場します。

そんなわけでここで穏乃の母親が出てくるというのはちょっと意外な感じがします。

 

f:id:chas_moto:20120423034357p:plain

夕焼けに照らされる無言の穏乃、寂しげな山肌、アコースティックなBGMと穏乃の複雑な気持ちが表れてますね。

送別会での赤土さんの演技も秀逸。

 

f:id:chas_moto:20120423034408p:plain

中学に入って憧と疎遠になり、和も転校すると告げられる穏乃。離れ離れになる三人。逆光での演出が多くなりますね。

BGMは清澄編の「越えられない壁」。

 

f:id:chas_moto:20120423034418p:plain

色々と話題になった穏乃のはいてないシーン。

おしりを見せるはいてない演出はよくあるのですが足の付け根を見せるとは……度肝を抜かれました。

和が優勝を決めたあとのBGMも清澄編でよく使われていたBGMだと思うんですが、残念ながらサントラには未収録のようです。

 

f:id:chas_moto:20120423034002p:plain

阿知賀編では髪の毛の光の当たる部分と影の部分に軽くグローがかかってるのが印象的ですね。

 

f:id:chas_moto:20120423034456p:plain

先の和との最初の出会い、赤土さんとの別れなど、阿知賀編では夕焼けのシーンが多い気がします。

髪の毛も栗色に近いカラーの子が多いですし、桜のピンクと夕焼けのオレンジで色彩を揃えてきているんでしょうか。

清澄編はみんなバラバラで、キャラの判別はしやすかったものの確かに色の統一感はなかったかも。

 

f:id:chas_moto:20120423034511p:plain

ラストに小窓を使ってOPを流す、というのは清澄編を踏襲。

OPの作り方もかなり一期を意識していて、スタッフの「分かってる」感じが伺えます。

 

f:id:chas_moto:20120423034519p:plain

比較的珍しいCパート。

和は左利きなのでペンの位置も左です。

 

f:id:chas_moto:20120423034530p:plain

清澄編の次回予告では過去の麻雀作品を意識した小話だったんですがさすがにネタが切れたのか今回は麻雀に関連してればなんでもありなのかな?

ちなみに2話は前作ネタでした。