咲-Saki-阿知賀編 episode of side-A 第5局「強豪」 感想
いよいよ千里山も卓に加わり麻雀パートもどんどんオカルトチックになっていきます。
咲-saki-ならではの麻雀演出も見られて、今回はなかなか見応えがありました。
冒頭は大阪千里山。奈良に東京に大阪と取材も大変そうですね。新道寺女子の福岡のシーンもあるんでしょうか……。
ちなみにこの後怜と竜華が出てくる噴水もちゃんと実在するそうです。
病弱アピールの伏線(3話)を回収。会話の内容は昨年の全国大会と宮永照の怪物っぷり。当時の怜はレギュラーどころか幽霊部員だったんですね。
風を吹かせるってことは何かの変化の暗示。このストーリーだけだとまだよく分からないので回想の続きが竜華の出番か準決勝のときに語られそうですね。
提供の声の人変わりましたね(テレビ東京)
1話から抜群の存在感だったギバード桜子。他の小学生キャラと共に準レギュラーの地位を獲得したようです。
トーナメント表、既に5Aは終了して白糸台と新道寺女子の準決勝進出が決定していることが伺えます。この5A戦は和たちがホテルで観戦していました(8巻)。ということは和がこの阿知賀女子の戦いも見ている可能性が高そう。
それと右側の3A・3Bブロックに色がついていませんが、ここは宮守女子・清澄の勝ちが既に決定しているはずです。塗り忘れかなんかでしょうか。
何校か読みを調べるときに検索して気づいたのですが、高校名は実在の地名や駅名などから取られているようです。越谷はまだ有名ですが、讃甘や大甕は現地の人じゃないと多分読みすら分からないんじゃないかと……。
それとこの新井ソフィア選手は名前と容姿からすると留学生かハーフでしょうか。咲-saki-本編では宮守女子や臨海女子で留学生選手が活躍しています。
また、今回から名前表記の枠が凝ってますね。三尋木プロを意識してるのか雅な感じ。
バイオレンス感……。ただ2校勝ち抜けだとシード校が少し楽すぎる感じはありますよね。
六萬残しての八萬切りの三面張(三萬・六萬・二筒)ではなく七萬のカンチャン待ち。それに玄が赤五筒切りの聴牌ではなく七萬切りで振り込むという「おかしな手順」(もっとも玄が聴牌をとっても、役なしなので出和了はできず和了牌の六萬自体も残り1枚しかないんですが)。
和がいた頃の回想。玄(と宥)のお母さんは既に他界してたんですね。ってことは旅館の女将さんは誰なんだろう。
玄のかぶっている帽子は、リボンの色が違うものの2話で灼を尋ねたときと同じものですかね。
八索切れば一ニ四六七索の五面張なのに三索切って八索単騎待ちに。玄は赤五索切ればダマでも平和ドラ5の手を八索切って役なしのドラ6に。
ところでソフィアって名前のくせに「訝しい」なんてしゃれた日本語使うんですね。
何も考えていないようでちゃんと考えている三尋木プロ。怜の数少ない実戦譜から一巡先を見渡す能力をしっかり見抜いています。
怪しげなBGMに煽り立てる三尋木プロの解説、そして誰も突っ込まないけど一番非現実的な垂直リーチ棒。怜の化物っぷりを表現する見事な演出ですね。
池田の数え役満や咲の嶺上開花などなど、BGMにセリフにエフェクトにとあらゆる要素を駆使して盛り上げるこの演出が咲-saki-の最大の見所だと思っています。
「とんでもない人がいる!」by阿知賀のドラゴンロード
一順先が見えるということは捨て牌を見れば初期手牌以外は相手の手牌が全部分かるということですね。ただ記憶するのに凄いエネルギーを消費しそう……。
ここの不安感を醸し出すBGMとリーチ棒を中心に3人を見回すカメラワーク、さらに最後のリーチ棒が倒れる演出とこれまた怜の恐ろしさと体力の消費をうまく表現してます。
ここまであまり出番の無かった宥姉の貴重なお姉ちゃんシーン。
今まで玄に手を引っ張られてきた宥姉の姿を考えると感慨深いですね。
「体の調子はどうや?」「運良く苦もなく勝てたんで」のやり取りは準決勝で照と当たったときのフラグな気がしてなりません。
夏にマフラー!って三尋木プロは一回戦も見てたでしょうに……。
いつもぷるぷる震えてる宥ですが玄との約束以降はそれがない。宥姉の本気ですね。
二回目の二話以来のSquarePanicSerenadeEDですが、サビのシーンで怜と竜華が追加されています。
最後にまた誰も乗っていない牌があるのですがここも付け加えられるのですかね。すばら!先輩か照かな。
次回予告は副露と風呂のダジャレ。そういえば宥はドラマCDでボイラー室の管理やってましたね。
咲-Saki-阿知賀編 episode of side-A 第4局「全国」 感想
4話です。全国大会も始まっていよいよ麻雀アニメっぽくなってきましたね。
寝起きの穏乃と玄。「シャワー浴びらんない」が憧の女の子っぽさが出てていいですね。
ところで「夜景じゃなくなってる!」「朝だからね」の会話がいまいち謎なんですが、何か意味があるんでしょうか……。
トーナメント表です。咲-saki-8巻にも同様の描写があります。
二回戦以降が二重線になっているように二回戦・準決勝戦は2チームが勝ち抜け。Bpartラストのアナウンサーのセリフにも「8校のうち準決勝進出を果たすのは4校」とありますね。
そうなると準決勝で白糸台・新道寺女子・阿知賀女子・千里山女子が対戦することになるので、この準決勝が一番話数を使って語られるのではないかなと。女子高多い。
中学生以降の憧の私服は初めてですね。玄の私服は2話で灼を勧誘するときにありましたが、それとは違って部屋着モード。
居酒屋で赤土と話しているのは実業団時代監督の熊倉トシ。赤土同様に就任1年目で岩手県代表宮守女子高校の監督としてインターハイ出場を果たします。何気にSquare Panic Serenade版のEDにも出てます。
宮守女子の活躍は咲-saki-9巻で。
穏乃の足の位置が絶妙。
みんな大好き池田ァァッ!
実は前日に優希たちは池田と会っているのでこの登場にふたりとも驚きはありません(咲-saki-8巻)。
貴重な男性キャラの京太郎。阿知賀編公式サイトでまだキャラ紹介されてない……。
忘れがちですがこの2人は幼馴染です。いい雰囲気ですね。
咲-saki-8巻では大会1日目に観光へ出かけるメンバーが描写されますが、確かにここでのセリフ通りどこかに出かける咲の姿は描かれていません。阿知賀のメンバーはホテルでビデオを見てるので和と会う機会はありませんね。
それにしても赤土「まだ見ておきたい子たちがいるんです」→穏乃「和も、今頃こんなことしてるんかなぁ」→池田「清澄にマネージャーいたっけ?」→京太郎のシーンへの流れはちゃんと話の接点もありうまく繋げているなぁと感心します。
いよいよ阿知賀女子の初戦開始。スキーしろよとかサトシかよとかツッコミたいところですが、なんといっても目を引くのは帯刀……。
玄の回想シーン。2年以上部屋を掃除しみんなを待ち続けてきた玄にとっては感慨深いでしょうね。清澄の久と通じるところがあるかもしれません。
といい話風にも関わらず振り込み。親のタンヤオ・平和・三色で11600点。
アナウンサーの針生りえと解説の三尋木プロ。三尋木プロはOPにもちらっと出ています。わかんねー!すべてがわかんねー!
藤田プロもそうですけど、咲-saki-に出てくるプロはどっか変わりものですね。
この手で八索切り。一索切りなら平和と高目で三色がついたのに、八索切りでは出和了できるのは七索のみ。常人には理解できない打ち筋ですね。
リーチかけたほうが……というアナウンサーに対し三尋木プロの「リーチかけたら二つ目の赤五筒が来たときに困るんじゃないかなー」というセリフは、玄の「ドラを捨てられない」という特徴を東一局で既に見抜いてのものですね。とぼけてみせてもさすがプロ。ちなみにもう1枚のドラである一索が来たときはカンができます。カンドラも乗るのかな……。
前回なんでリーチしないのだろう?って書きましたが玄はドラが捨てられないからツモ切りの強制されるリーチはできないんですね。
その後も玄のドラ麻雀。三尋木プロから阿知賀のドラゴンロードの名を賜りました。阿知賀のレジェンドもこんな感じで誰かが名付けたんでしょうか。
シーンは変わって千里山女子パート。
若干ぎこちない関西弁ですが、放送前のトークショーによると船久保浩子役のmanamiさんだけが関西出身で、方言指導を残りの4人(StylipSメンバー)にしているそうです。
そういえば三尋木プロ役の松岡由貴さんもおジャ魔女どれみのあいこ役やミルキィホームズのコロン役でとても綺麗な関西弁を披露してました。関西弁ができる声優ということでオーディションでもやったのかなと邪推。
3話でボケ役は怜のほうかと思ってましたけど竜華のほうが天然っぽいですね。
野鳥は詳しくないのでサギかツルかコウノトリか分からない……多分サギ。
わざわざ描写を入れるということは意味があると思って考えたんですが何の鳥か分からないことには。怜をイメージしているのかな。
怜だけにトキ……も考えたんですがトキは顔のあたりが赤いですね。
はいてないどころか着てすらいなかったとは……。
てことは身に着けてるのはこのジャージ1枚なんですね。宥姉の厚着の対極を行く超軽装。
次回予告。Bパートラストにも出ていましたが二回戦も実況解説はこの2人なんですね。
ネタは「そんなオカモチありえません」。
また見るし。
1話は優希、3話は衣と透華、4話は池田ということでエンドカードはなるべく前作のキャラということでしょうか(2話は登場がなかったので宥でした)。
スターターセットの作り方
私がやってるスターターの作り方を紹介します。アニメ1話(だいたい20分くらい)につき3~5時間で全作業が終わります。
1.元素材からwavファイルを抽出。
動画ファイルをとりあえずxrecode IIにぶち込む。大抵のファイルが読み込めるスーパーマンです。
試用版では数十秒待たされますが、しばらくすると数字のボタンが出てくるのでそれを押すと問題なく起動できます。
「WAV」にチェックを入れて「開始」。
2.ボーカルトリム
セリフは中央、BGMはサイドに置かれることが多いので中央だけ、それも声の音域に近い部分を抽出します。
使うのはSoundEngine Freeのボーカルトリム。「その他」→「ボーカルカット(音声除去)」
設定は
女性ボーカルトリムのプリセットからLPFの値をマックスにしただけ。男性ボイスの場合はHPFを150~200くらいにするのが良さげ。
よく使う設定はライブラリー横の「保存」ボタンで名前をつけてプリセットとして保存しておくことをおすすめします。私は画像のように「女性ボーカルトリム+高音そのまま」として保存しています。
3.Reaperでカット
SoundEngineでカットする人も多いですが自分は使い慣れたReaperで切っていきます。
ショートカットキーの「S」でアイテムの分割が可能です。間違えた場合は近いアイテムを複数選び右クリックのメニューで出る「Heal splits in items」で分割を修復できます。
あらかじめ、キャラごとにトラック分けしておきましょう。
4.レンダリング
まずは全てのアイテムを選択してフェードイン・アウトを0にしておきましょう。
また、「Choose new file」を押すことでソースを変えることができます。BGMがないシーンのセリフではトリムしていない元のファイルにしたり、女性キャラと男性キャラでボーカルトリムの値を変えたwavファイルを別々に用意し差し替えたりするのもいいでしょう。
後述のノーマライズをここでやっておくのもあり。
その後トラック(キャラ)のアイテムを全て選択し、右クリックから「Render items as new take」で書き出します。
そうすると元のwavファイルと同じ場所に大量の render ~~. wavファイルが出てくるので、キャラ名でフォルダを作ってまとめて入れておきます。
これをトラック(キャラ)の数だけ繰り返します。
レンダリングが終わったら、最後に全てのアイテムを選択して「Take」→ 「Take lane 1」にすれば、renderファイルを編集したあとでもReaper上で前通り再生することができます。
5.リネーム
フォルダごとに分けたrenderファイルを一個ずつ再生しながらリネームします。用語や人名などをあらかじめ辞書登録しておくと捗るかも。
リネームが終われば完成です。以下は応用なのでやりたい人だけ。
応用1.リネームソフトを使ったリネーム
キャラごとにフォルダ分けしましたが、wavファイルにキャラ名をつけたいという場合もあるかと思います。そういうときにはリネームソフトで機械的に。
音MAD制作とは離れるので詳細は書きませんが、私はFlexible Renamerというソフトを使っています。フォルダ名を加えたり、連番を加えたり、逆に削除したり単語を置き換えたりと便利です。
応用2.ノーマライズ
ノーマライズとは、各アイテムの最大音量を均一化する(0dbに合わせる)ことです。音MADを作るときにReaper上でもできるのでやらなくてもいいです。なお、Reaperではアイテムを選択し、Shift とCtrl を押しながらNでノーマライズできます。前述のようにレンダリング前に全てのアイテムにやっておくのもあり。
使うソフトはSound Engine Free。xrecode IIのほうが楽にできそうなのですが、私の場合何故か音割れしちゃいました。
やり方は「スクリプト」→「ノーマライズ一括処理」を選んで入力フォルダと出力フォルダを指定するだけ。サブフォルダを探索してくれないようなのがちょっと手間ですかね。
応用3.16bit化
16bit化とは、wavファイルを16bitにすることです(そのまんま)。出力されるrenderファイルはReaperの設定をいじってなければ多分24bitです。別に24bitでも問題はないんですが、一部のソフトが16bitしか読み込まなかったり、24bitだと容量が大きかったりで自分は16bitにしてます。私が気づく程度の音質の違いはないです。
16bit化はXrecode IIで。全てのwavファイルを選択してXrecode IIにつっこみます。
「WAV」の「設定」で「サンプル当たりのビット」を「16」に(16bit化)。
処理後にファイルが重複するのを防ぐため「ソースをゴミ箱に移動する」「オリジナルをリネームする」にチェックを入れて昔のファイルを捨てます。念のためフォルダをコピーしてバックアップを取っておくといいでしょう。
あとは開始を押して処理するだけ。これで16bit化は終了です。
咲-Saki-阿知賀編 episode of side-A 第3局「接触」 感想
3話です。全体的にコミックス通りでしたが、説明不足がちだった部分を追加してる感じですね。
清澄のときは駅でしたが阿知賀ではケーブルのりばが集合場所です。赤土が帰ってきたシーンでもケーブルが描かれてましたね。
プレートに「吉野駅行」とあるので降りてからは電車なんでしょう。
セリフは変わってないですが赤土をスルーするのはオリジナル。
参加校数はこれでも少ない、って話は清澄編でもありましたね。
赤土さんのセリフにお隣の大阪の話が出てくるのは千里山女子の伏線でしょう。
学校数はシードがない分清澄より少ないようです。
足演出は1話でもありましたね。
報道陣の描写はアニメでの追加。これも清澄編でありました。
観戦室のデザインは変わってますね。この液晶相当でかいぞ……。
咲-saki-は打ち筋だけでなく牌の置き方にも個性が出てます。
他人思いで優しい玄は、わざわざ捨て牌を相手から見える方向に置くんですね。
中学生だった一話でもそういう置き方になってます。
晩成小走の三面張立直に対して玄がツモドラ7の親倍。捨て牌を見るに聴牌は一巡前みたいですね。
こんだけでかい飜数なのに役がないので、自分は出和了期待で聴牌即リーしますがこれはダマなのか……。
玄は能力からドラ暗刻+赤占拠で染めにくいので、役を作るのが難しそうですね。
コミックスでも6ページで負かしてましたがアニメでは3分で晩成終了。にわかは相手にならんよ()。
この腕を合わせるポーズは小学生の頃にもやってましたね。
で、あっさり県予選突破。全国での試合がアニメの中心になるようですね。
新聞記事もしっかり書き込まれています。全体を見てみたいところ。
それと、憧のセリフに長野の強豪校の話が追加されてます、伏線。
穏乃の過剰なまでの燃える演出。
龍門渕に関する話が赤土のセリフに付け加えられてます。
お待ちかねの龍門渕登場!
キャラデザが全体的にまるっこくなってますね。
コミックスではもう一度対局を挑むのは穏乃だけだったんですが、アニメでは全員が参加する形に。
穏乃だけがド根性キャラだと思ってたんですが、精神力の強さは全員共通ってことですかね。ていうか赤土さんがメンタル弱いだけなんじゃ……。
荒川憩は清澄編最終回にちょろっと出てきた右端の子ですかね。
団体では全国出場ならずとのことで個人戦に出てくるんでしょうか。
ってことは全国編でも個人戦編があるってことかな……。
毎度おなじみ合宿。宥姉布団かけすぎ……。
見送りパートは完全オリジナルですね。子ども麻雀倶楽部の子もいます。
初瀬とまめの話を入れて2話ラストと繋がりを持たせたのはとても良かったと思います。少しは晩成にも華を。
パーキングエリアで千里山女子と遭遇。
大阪の名門校とだけあってバス4台はさすがですね。風越みたいな感じでしょうか。
東京に着く頃には夜。ってか宥姉は何時間寝てたんだ……。
霞が関の表示があったしこのタワーは東京タワーでしょう。
ちなみにコミックス版では東京スカイツリーが描かれています。
阿知賀の部長は3年の宥ではなく灼。
宥はともかくなんで玄じゃないんだろうって考えたんですが、玄だと抽選会で壇上に上がったときに和が気づいちゃうからですかね。
このシーンの灼、無表情に見えてまゆげだけがちょっと困惑したそぶりを見せてます。
前半の赤土スルーの場面でもそうですが、灼はコミックス版と比べて感情表現が控えめになっている気がします。
魔王もとい咲の登場に悪寒が走る玄と赤土。衣のシーンでも玄が反応してましたね。実力者ともなるとオーラを感じ取れるようになると。
赤土なんて完全に茫然自失してるんですが、過去のフラッシュバックでもしてるんでしょうか。
そういえば清澄編で龍門渕の4人が咲と通りがかったときは全員が気づいてましたが、それだけ龍門渕のレベルが高いってことでしょうか。
もう魔王にしか見えない。迷子になってるだけなんですけど。
ちなみにスカートが長くなってるのは染谷先輩のスカートを間違えて履いちゃったからです。似合ってると言われ全国編ではこのスタイルに。
これに合わせて3月に発売されたBD版では最終話の咲もロングスカートになっています。細かいですね。
特殊ED。清澄編でもシリアスな締めのときは「残酷な願いの中で」が使われてましたね。
この絵は福岡の新道寺女子と思われます。OPにも出てます。
髪型くるんっの人は和の高遠原中学時代の先輩。すばらっ。
Cpart。清澄編の3話冒頭でも似たようなナレーションが入ってました。
全国の会場であるため天井も高くなっています。
前作や清澄全国編のキャラが出ていてファンには嬉しいですね。
次回予告。玄の言う「のがみでだーぱん」は野上でダーパン、つまり上野動物園でパンダが見たいってことですね。
ここでコミックス1巻の内容は終わり。以降の話は単行本化されていないため私は未読です。
つまり切り札の原作比較ができないため、書くことを探すのがちょっと難しくなるかも……。
咲-Saki-阿知賀編 episode of side-A 第2局「始動」 感想
咲-Saki-阿知賀編 episode of side-A 第1局「邂逅」 感想
せっかく力入れたので某所で書いた感想記事をこっちにも流してみます。いまいちはてなブログの位置付けがわからない。
既に一話を見終わった方が大半と思いますが、この記事を読んで咲-saki-はこういう視点でも見られるよ、という気づきになってもらえれば。
一話は全体として前作清澄編をかなり意識した作りで、ファンとしては非常にニヤリとさせられる演出が多く楽しめました。
麻雀パートが少ないのはちょっと残念ですが、麻雀を知らない初見向けの掴みとしてはありかも。
なんかめちゃくちゃ長くなってますけど、これでも途中から「このままじゃ終わらん!」と思って結構カットした量です。
冒頭は満開の桜のシーンから。舞台である奈良・吉野は桜の名所として有名です。
清澄編の冒頭では咲の読んでいる本に花びらが落ちてくるシーンがありましたし、嶺上開花のシーンでも花びらが舞う演出があります。それが阿知賀編では桜の花びらになっているわけですね。
背景としての桜のシーンは色々ありますが、ここで私が一番好きなのはこの絵。原画によって描かれた太い線とアニメーション、そしてマスクを使った枝。こういうトラックマットはシャフトがよく多用している印象があります。周囲のピンク色に負けない枝の存在感が引き立ちます。
そして桜のピンクから花びらのトランジションで、ピンクの服装の原村和の登場です。フリフリ好きは小さい頃からだったんですね。
タイトルのstarglowは清澄編を踏襲。
ラーメン屋の親父でお馴染みのスクウェア・エニックスとポニーキャニオンは今回もスポンサー。
提供でキャラが同じ動きを繰り返すのも清澄編と同じですね。
穏乃・憧に誘われ和は阿知賀女子麻雀教室へ。
対局のシーンで流れるのは前作のBGM「高校生活 -清澄-」です。
よく流れていた曲なので清澄編の視聴者なら結構気づかれる方も多いのでは。
この後のシーンにも前作からのBGMが使われているところがいくつかあります。
コミックスと違ってちゃんと手牌も描写されてます。(原作者の小林立先生が牌譜とかの修正版が反映されていないとおっしゃってたので重版時には変わってるかも)
見る限りタンヤオ・平和・ツモ・一盃口で「2000-4000」と言ってるのでリーチかけて5飜の満貫でしょうか。
和がトップ、ということは赤土さんは手加減してたのか、それともあの頃の力を取り戻していないのか……。
穏乃の携帯の待ち受けにナゾの麻雀ロボット……。
清澄編でも透華の登場シーンとかで足音を強調する演出がありましたね。
聖人の玄ちゃんなら上履きに名前書いてあったほうがしっくりきた気も。でも強敵って感じがしなくなっちゃうか。
ちなみに子どもたちは外来者なのでスリッパです。足音もちょっと軽め。
コミックス版にはないカット。
清澄編ではデジタル派の和が強敵を察知するみたいなオカルト的演出はなかったんですがまだ小学生ってことですかね。
でも「そんなオカルトありえません!」は健在。
それにしても「全てのドラは玄に集まる」ってホント怪物ですね……。
ここのサイコロから夕焼けに変わる演出好きです。
清澄編1話でも咲が久しぶりに麻雀して、お風呂の中で感慨に浸るシーンがありました。
たまに咲-saki-には女しか出てこないという人がいるのですが、咲も和も母親に登場シーンはなく、父親のみ登場します。
そんなわけでここで穏乃の母親が出てくるというのはちょっと意外な感じがします。
夕焼けに照らされる無言の穏乃、寂しげな山肌、アコースティックなBGMと穏乃の複雑な気持ちが表れてますね。
送別会での赤土さんの演技も秀逸。
中学に入って憧と疎遠になり、和も転校すると告げられる穏乃。離れ離れになる三人。逆光での演出が多くなりますね。
BGMは清澄編の「越えられない壁」。
色々と話題になった穏乃のはいてないシーン。
おしりを見せるはいてない演出はよくあるのですが足の付け根を見せるとは……度肝を抜かれました。
和が優勝を決めたあとのBGMも清澄編でよく使われていたBGMだと思うんですが、残念ながらサントラには未収録のようです。
阿知賀編では髪の毛の光の当たる部分と影の部分に軽くグローがかかってるのが印象的ですね。
先の和との最初の出会い、赤土さんとの別れなど、阿知賀編では夕焼けのシーンが多い気がします。
髪の毛も栗色に近いカラーの子が多いですし、桜のピンクと夕焼けのオレンジで色彩を揃えてきているんでしょうか。
清澄編はみんなバラバラで、キャラの判別はしやすかったものの確かに色の統一感はなかったかも。
ラストに小窓を使ってOPを流す、というのは清澄編を踏襲。
OPの作り方もかなり一期を意識していて、スタッフの「分かってる」感じが伺えます。
比較的珍しいCパート。
和は左利きなのでペンの位置も左です。
清澄編の次回予告では過去の麻雀作品を意識した小話だったんですがさすがにネタが切れたのか今回は麻雀に関連してればなんでもありなのかな?
ちなみに2話は前作ネタでした。